芸能界の新型コロナ感染が止まらない。
8月25日に感染が判明したのは、タレント・山口もえ。直後から“濃厚接触者”と認定されていた夫の爆笑問題・田中裕二も大事をとって自宅待機していたが、PCR検査の結果、翌26日に「陽性」と判明した。
「田中さんだけではありません。3人のお子さんも含め家族全員が入院している、と。田中さんは、抱えている10本のレギュラー番組すべての出演をキャンセルしています。最近増えているという“家庭内クラスター”が発生しちゃったのは間違いありませんね。相方の太田光さんが陰性だったのが、不幸中の幸いですが」(スポーツ紙記者)
だが、話はそれだけで終わらなかった。
「田中さんがMCをやっているTBS系の『サンデージャポン』でアシスタントを務めている山本里菜アナもコロナに感染したことがわかったんです。山口さん側からなのかそれとも『サンジャポ』側からなのか、どこから感染が始まったのか経路は不明だそうですが、そうとうな感染力。このまま“大規模クラスター”なんてことにならないといいんですがね……」(前出・スポーツ紙記者)
止まらない連鎖─その発端だったかもしれない山口がコロナ判明前に収録していたのが、“トットちゃん”こと黒柳徹子がMCを務めている長寿番組『徹子の部屋』(テレビ朝日系)だった。
「もえさんは9月4日オンエア分のゲストとしてスタジオ収録に参加していたんです。その収録分を“予定どおり放送するか検討中”とのことですが、このまま“お蔵入り”の可能性が高そうです。収録時には問題なかったとはいえ、直後にコロナの感染がわかった方の映像を流すのは、やっぱりちょっとためらわれます」(テレビ朝日関係者)
収録そのものがリスクだらけ
新型コロナに詳しい『KARADA内科クリニック』の佐藤昭裕院長によれば、
「コロナは発症する48時間前から、他人を感染させるリスクが急激に上がります。山口さんは8月24日に症状が出始めたということですから、2日前の22日以降に収録があったとしたら、黒柳さんは“濃厚接触者”として、かなり感染リスクが高かったと思います。逆に、48時間より前であれば、他人を感染させる可能性はほとんどないと言っていいでしょう」
件の収録は48時間よりも前だったようで、テレビ朝日は「番組内で濃厚接触者はいない」とすぐさまコメント。ひとまずは安心といったところだが、局内では「それだけではすみそうもない」という声も出始めているという。
「『徹子の部屋』自体の収録をしばらく休止にする検討もされ始めている、というんです。『徹子の部屋』は今年3月末から6月上旬まで2か月半もの間、コロナで収録を中断していましたから、もしそうなれば今年2度目の中断、休止ということになります」(別のテレビ朝日関係者)
なぜ再休止なのか? いうまでもなく、今年8月で87歳になった黒柳の身体を心配しているからだ。
そもそも局側、そして『徹子の部屋』スタッフは、コロナが急拡大し始めた当初から黒柳の感染リスクを考えて、いち早い対応をとっていた。
「緊急事態宣言に先駆けて、3月末には“収録中断”の決断をしました。“ゲストとおしゃべりする”番組ですから、飛沫感染のリスクが常につきまといます。来年“米寿”を迎えるとは思えないほどお元気な黒柳さんですが、年齢を考えれば、収録そのものが感染リスクだらけでしたから」(前出・テレビ朝日関係者)
前出の佐藤院長も「高齢者のコロナ感染は重症化しやすい」と断言する。
「いちばん怖いのは、やはり死亡率です。春の第1波のころと比べて現在の第2波は“死亡率が低い”といわれていますが、75歳以上ではそんなことはありません。25%と依然高いままなんです」
コロナ感染拡大が落ち着きを見せたことで、番組収録は6月8日に再開したが、それにあたっても“黒柳さんを守る”ことが最優先事項だった。
(以下略、続きはソースでご確認下さい)
週刊女性2020年9月15日号
2020/9/2
https://www.jprime.jp/articles/-/18747?display=b
8月25日に感染が判明したのは、タレント・山口もえ。直後から“濃厚接触者”と認定されていた夫の爆笑問題・田中裕二も大事をとって自宅待機していたが、PCR検査の結果、翌26日に「陽性」と判明した。
「田中さんだけではありません。3人のお子さんも含め家族全員が入院している、と。田中さんは、抱えている10本のレギュラー番組すべての出演をキャンセルしています。最近増えているという“家庭内クラスター”が発生しちゃったのは間違いありませんね。相方の太田光さんが陰性だったのが、不幸中の幸いですが」(スポーツ紙記者)
だが、話はそれだけで終わらなかった。
「田中さんがMCをやっているTBS系の『サンデージャポン』でアシスタントを務めている山本里菜アナもコロナに感染したことがわかったんです。山口さん側からなのかそれとも『サンジャポ』側からなのか、どこから感染が始まったのか経路は不明だそうですが、そうとうな感染力。このまま“大規模クラスター”なんてことにならないといいんですがね……」(前出・スポーツ紙記者)
止まらない連鎖─その発端だったかもしれない山口がコロナ判明前に収録していたのが、“トットちゃん”こと黒柳徹子がMCを務めている長寿番組『徹子の部屋』(テレビ朝日系)だった。
「もえさんは9月4日オンエア分のゲストとしてスタジオ収録に参加していたんです。その収録分を“予定どおり放送するか検討中”とのことですが、このまま“お蔵入り”の可能性が高そうです。収録時には問題なかったとはいえ、直後にコロナの感染がわかった方の映像を流すのは、やっぱりちょっとためらわれます」(テレビ朝日関係者)
収録そのものがリスクだらけ
新型コロナに詳しい『KARADA内科クリニック』の佐藤昭裕院長によれば、
「コロナは発症する48時間前から、他人を感染させるリスクが急激に上がります。山口さんは8月24日に症状が出始めたということですから、2日前の22日以降に収録があったとしたら、黒柳さんは“濃厚接触者”として、かなり感染リスクが高かったと思います。逆に、48時間より前であれば、他人を感染させる可能性はほとんどないと言っていいでしょう」
件の収録は48時間よりも前だったようで、テレビ朝日は「番組内で濃厚接触者はいない」とすぐさまコメント。ひとまずは安心といったところだが、局内では「それだけではすみそうもない」という声も出始めているという。
「『徹子の部屋』自体の収録をしばらく休止にする検討もされ始めている、というんです。『徹子の部屋』は今年3月末から6月上旬まで2か月半もの間、コロナで収録を中断していましたから、もしそうなれば今年2度目の中断、休止ということになります」(別のテレビ朝日関係者)
なぜ再休止なのか? いうまでもなく、今年8月で87歳になった黒柳の身体を心配しているからだ。
そもそも局側、そして『徹子の部屋』スタッフは、コロナが急拡大し始めた当初から黒柳の感染リスクを考えて、いち早い対応をとっていた。
「緊急事態宣言に先駆けて、3月末には“収録中断”の決断をしました。“ゲストとおしゃべりする”番組ですから、飛沫感染のリスクが常につきまといます。来年“米寿”を迎えるとは思えないほどお元気な黒柳さんですが、年齢を考えれば、収録そのものが感染リスクだらけでしたから」(前出・テレビ朝日関係者)
前出の佐藤院長も「高齢者のコロナ感染は重症化しやすい」と断言する。
「いちばん怖いのは、やはり死亡率です。春の第1波のころと比べて現在の第2波は“死亡率が低い”といわれていますが、75歳以上ではそんなことはありません。25%と依然高いままなんです」
コロナ感染拡大が落ち着きを見せたことで、番組収録は6月8日に再開したが、それにあたっても“黒柳さんを守る”ことが最優先事項だった。
(以下略、続きはソースでご確認下さい)
週刊女性2020年9月15日号
2020/9/2
https://www.jprime.jp/articles/-/18747?display=b