昨年6月の「全仏オープン」4回戦以来の第5セットを戦うことになった錦織。その錦織のサービスゲームからスタート。
錦織は第1ゲームをキープし悪い流れを断ち切ると、第2ゲームで0-40の大チャンスに。1本しのがれたが、ネット際の攻防を制してブレークに成功する。
第3ゲームでは簡単なチャンスボールをイージーミスし、ブレークバックのピンチに陥るが、落ち着いてドロップショットを決めてキープ。だが、第5ゲームで今度は0-40の大ピンチに。じっくりロングラリーをしたものの、しのぐことができずブレークバックを喫する。
更に第7ゲームでもショットがロングとなりピンチに。ここは相手のリターンミスに助けられて、なんとかしのぐ。第8ゲームではエバンズにラブゲームでキープされるが、第9ゲームで錦織もこの日初めてサービスエースを決めて、負けじとラブゲームでキープする。
そして第10ゲームでマッチポイントとなるブレークポイントを握ると、これを取り切り、1年ぶりのグランドスラム復帰戦を勝利で飾った。また第5セットまでもつれた試合では、通算で24勝6敗となった。
勝利した錦織は2回戦で、世界73位のステファノ・トラバグリア(イタリア)と対戦する。トラバグリアは、世界50位のパブロ・アンドゥハル(スペイン)を破っての勝ち上がり。
(テニスデイリー編集部)
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