ジャニーズ事務所は“火遊び”の消火活動にヤッキである。マッチこと近藤真彦(56)の不倫騒動。「週刊文春」のスクープで、31歳の女社長との沖縄旅行が明らかになり、ジャニーズの近藤への対応に注目が集まっている。
文春によると、不倫相手のA子さんに対し近藤は「揉み消せる権力を俺は持っている」と豪語したそうだが、確かにワイドショーやスポーツ紙などは近藤の不倫疑惑については沈黙を貫いている。このところジャニーズは手越祐也といい山下智久といい、女性がらみの疑惑や不祥事には処分を下してきた。その結果、手越も山下も退所ラッシュに加わり、ジャニーズを去っていったが、所属タレント最年長にして、事務所の「長男」とも呼ばれる近藤真彦は例外で、おとがめなしということか。ジャニーズを取材して長いベテラン芸能ライターはこう言う。
「処分するかどうかは、まさに今、業界や世間の風当たりを息を潜めてうかがっているところだと思います。マッチの今回の騒動は、不倫と大々的に文春が報じていますが、ゴルフ場などでのツーショットは撮られても、たとえばキスして抱き合っているというような、決定的証拠となるような写真はなかった。マッチ本人が公に認めたということもなく、不倫は疑惑や臆測の段階ともいえるわけです」
「もっと平等に扱うべき」
松本人志(C)日刊ゲンダイ
そういう事情もあってか、ジャニーズ内で「風紀委員長」とも呼ばれる滝沢秀明副社長も近藤には処分を下せずにいるようだ。
そんな折、「モヤモヤする」と、不倫騒動に切り込んだのはダウンタウンの松本人志(57)。15日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)でマッチの不倫について言及。ワイドショーなどが一切触れないことについて、「あまりにも周りがやらなさ過ぎる」「もっと平等に扱うべき」と至極まっとうな持論を展開したのだ。
「ワイドナショーは収録ですからカットすることもできましたが、一部をカットしただけで放送しました。ジャニーズ事務所を相手にモノ申せるのは松本人志くらい。編成は青ざめていたそうですけど」(フジ関係者)
この令和の時代になってもマスコミをコントロールできると思っていたら、マッチもジャニーズも思い上がりである。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0e4048df5e57f74fbb8b85ec64317c4a919a69f8