2020-12-01ORICON NEWS
橋本愛、のんと7年ぶりに共演で“心で会話している感覚”「玲奈ちゃんは今でもずっと憧れの人」
https://www.oricon.co.jp/special/55523/2/
のん&橋本愛(C)oricon ME inc.
撮影:田中達晃(パッシュ)
(※抜粋)
■のんと橋本は“真逆”のタイプ? 久しぶりの共演に「自然なことのようで心地よかった」
――本作でお2人の再共演が発表された際、橋本さんは「昔の私は相当やりづらかっただろうなという、ざんげの気持ちを常に持っていました(笑)」とコメントをされていました。改めて、お互いの初対面の印象は覚えていらっしゃいますか?
【橋本】最初は10年前の映画『告白』で、私は当時中学2年で、クラスメイト役もほぼ全員中学生だったんです。その中で高校生の玲奈ちゃん(のん)はお姉ちゃんで。その時から不思議な空気感だったのを覚えています。でも、当時はほとんど話す機会がなかったよね?
【のん】そうだね。でも、私から見た愛ちゃんのイメージは、めちゃめちゃテンションが高くて、本能で生きてるっていう感じだった(笑)。
【橋本】暴れてました?
【のん】うん、暴れん坊でしたね。
――その後仲が深まったのは、やはり朝ドラだったのでしょうか?
【橋本】それまでも何度か共演はしているんですけど、がっつり絡んだのは朝ドラが初めてだったんですよね。
【のん】うん。私にとって愛ちゃんは自分に全くない魅力を持った女優さんだったから、おもしろかったです。真逆の人と親友をやるっていうコンビ感も楽しかったし、毎日が新鮮で楽しかった思い出です。
【橋本】さっき、玲奈ちゃんに「愛ちゃんは月の光が似合う」って言われたんですよね。玲奈ちゃんはまさに太陽が似合うのに、心に抱えているものは月のような影や闇があるのを感じて。陰と陽とどちらも兼ね備えているイメージです。逆に私の中には太陽みたいなものがあるので、玲奈ちゃんと私は表と裏が真逆な気もします。
【のん】愛ちゃんはクールなイメージだけど、実は天真爛漫だもんね(笑)。
【橋本】(笑)。太陽のような輝きって出そうと思っても出せないものだから、私はずっと、そんな玲奈ちゃんにすごく憧れてます。
――今回改めて7年ぶりに共演して、いかがでしたか?
【のん】また愛ちゃんと一緒にお芝居ができて嬉しかったし、やっぱりすごく楽しかったです。愛ちゃんと演技している状況が、自分にとっては自然なことのようにスッと受け入れられて、その感覚が心地よかったですね。あっという間だったので、もっと一緒に演技したいなって、物足りない気持ちもありました(笑)。
【橋本】嬉しいです(笑)。すごく久しぶりに会ったので、初日はめちゃくちゃ照れて、恥ずかしいような、あまり感じたことのない不思議な気持ちになりました。でも、お芝居をしていると玲奈ちゃんの瞳から受け取る情報量がすごく多くて、セリフ以上に心の声で会話している感じを体感できたのが、ものすごく楽しかったですね。“お芝居の楽しいところってこういうところだな”と、改めて思いました。
(文=辻内史佳)
橋本愛、のんと7年ぶりに共演で“心で会話している感覚”「玲奈ちゃんは今でもずっと憧れの人」
https://www.oricon.co.jp/special/55523/2/
のん&橋本愛(C)oricon ME inc.
撮影:田中達晃(パッシュ)
(※抜粋)
■のんと橋本は“真逆”のタイプ? 久しぶりの共演に「自然なことのようで心地よかった」
――本作でお2人の再共演が発表された際、橋本さんは「昔の私は相当やりづらかっただろうなという、ざんげの気持ちを常に持っていました(笑)」とコメントをされていました。改めて、お互いの初対面の印象は覚えていらっしゃいますか?
【橋本】最初は10年前の映画『告白』で、私は当時中学2年で、クラスメイト役もほぼ全員中学生だったんです。その中で高校生の玲奈ちゃん(のん)はお姉ちゃんで。その時から不思議な空気感だったのを覚えています。でも、当時はほとんど話す機会がなかったよね?
【のん】そうだね。でも、私から見た愛ちゃんのイメージは、めちゃめちゃテンションが高くて、本能で生きてるっていう感じだった(笑)。
【橋本】暴れてました?
【のん】うん、暴れん坊でしたね。
――その後仲が深まったのは、やはり朝ドラだったのでしょうか?
【橋本】それまでも何度か共演はしているんですけど、がっつり絡んだのは朝ドラが初めてだったんですよね。
【のん】うん。私にとって愛ちゃんは自分に全くない魅力を持った女優さんだったから、おもしろかったです。真逆の人と親友をやるっていうコンビ感も楽しかったし、毎日が新鮮で楽しかった思い出です。
【橋本】さっき、玲奈ちゃんに「愛ちゃんは月の光が似合う」って言われたんですよね。玲奈ちゃんはまさに太陽が似合うのに、心に抱えているものは月のような影や闇があるのを感じて。陰と陽とどちらも兼ね備えているイメージです。逆に私の中には太陽みたいなものがあるので、玲奈ちゃんと私は表と裏が真逆な気もします。
【のん】愛ちゃんはクールなイメージだけど、実は天真爛漫だもんね(笑)。
【橋本】(笑)。太陽のような輝きって出そうと思っても出せないものだから、私はずっと、そんな玲奈ちゃんにすごく憧れてます。
――今回改めて7年ぶりに共演して、いかがでしたか?
【のん】また愛ちゃんと一緒にお芝居ができて嬉しかったし、やっぱりすごく楽しかったです。愛ちゃんと演技している状況が、自分にとっては自然なことのようにスッと受け入れられて、その感覚が心地よかったですね。あっという間だったので、もっと一緒に演技したいなって、物足りない気持ちもありました(笑)。
【橋本】嬉しいです(笑)。すごく久しぶりに会ったので、初日はめちゃくちゃ照れて、恥ずかしいような、あまり感じたことのない不思議な気持ちになりました。でも、お芝居をしていると玲奈ちゃんの瞳から受け取る情報量がすごく多くて、セリフ以上に心の声で会話している感じを体感できたのが、ものすごく楽しかったですね。“お芝居の楽しいところってこういうところだな”と、改めて思いました。
(文=辻内史佳)