阪神のドラフト1位ルーキー・佐藤輝明内野手(21=近大)が1日、初のキャンプを無事に完走し、決意を新たにした。
「ケガなく完走できたので、それはよかったかなと思います。ここは全然足りていないという部分と、ここは行けるぞという両方が見つかったので、その足りていない部分を、ここからいかにレベルを上げていくかというのが、重要になってくると思います」
自信と課題を手にした1カ月だった。キャンプ期間中には紅白戦を含む実戦11試合に出場し、打率・366、2本塁打、9打点。対外試合8試合に限れば打率・394と数字を上げ、確かな存在感を発揮した。いきなり打点、本塁打のチーム2冠にも輝き、「やっぱり長打力、振る力というのは、負けていない部分があるかなと」と自信を深めた。一方で「まだ足りていない部分は捉える確率だったり、守備走塁。これから、しっかりやっていきたい」。さらなる成長につながる強化ポイントも把握した。
1カ月で蓄えた収穫をたずさえて、いよいよ“本番”に身を投じる。「プロの球でもしっかり捉えれば本塁打にできるというのは、もう分かったので。あとはしっかり捉える練習をしていきたい」。規格外のパワーに確実性が備われば、まさに鬼に金棒。セ界を席巻すべく、準備を整えていく。
3/1(月) 15:11
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