俳優の梅沢富美男(70)が18日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」(月〜金曜後9・00)に出演、東京五輪・パラリンピック開閉会式の企画、演出の統括役がタレント渡辺直美(33)の容姿を侮辱するような演出を提案していた問題で辞任表明したことをめぐり、「なんで漏れちゃうのか」と、もうひとつの問題を提起した。
クリエーティブディレクターの佐々木宏氏(66)は18日未明、渡辺の容姿を侮辱するような演出プランを提案していたことを認め、謝罪するとともに辞意を表明した。女性蔑視発言で辞任した森喜朗・前組織委会長に続く不祥事に内部は大揺れだが、発端は前日(17日)の文春オンラインのスクープだった。
梅沢は「おれは、どうのこうの言う前に、なんで文春(オンライン)が(情報を)手に入れたのか、誰が言っちゃったのか、なんで漏れるのか」と疑問を提示した。
MCの垣花正アナ(49)が「1年前の発言です。グループLINEの内輪の発言なので、普通に考えると、内部告発」との見方を示すと、梅沢は「そうだよね、ははは漏れちゃんうだ。気をつけないとダメだなあ。漏れちゃうのが問題あるのでは」とした。垣花アナは「守秘義務やメンバーの結束に問題があった」可能性も指摘した。
一方、騒動に巻き込まれた形の渡辺は18日、所属する吉本興業の公式サイトで「体が大きいと言われる事も事実ですし、見た目を揶揄されることも重々理解した上でお仕事をさせていただいております。実際、私自身はこの体型で幸せです。なので今まで通り、太っている事だけにこだわらず『渡辺直美』として表現していきたい」とのコメントを発表した。
梅沢は「立派な言葉だね、大したもんだ、頭いいね、この子」とうなった。アシスタントの大島由香里アナ(37)も「さすが世界で活躍されている方のコメントだな。けっして佐々木氏の発言とか、五輪に対してバッシングをするわけでなく、そういう考えに対し、私はこういうふうに生きていますと返すのがさすが」と絶賛した。
3/18(木) 22:12
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