元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂が9日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」に出演。入社1週間で退社する新社会人が相次いでいることに理解を示した。
番組では退社を決めた新社会人の声とともに、オンライン面接のみの選考でミスマッチが増え、自身がその会社で働くというイメージをしにくいという専門家の分析も伝えた。
一茂は「4月の段階で判断って早いんじゃねえかなっていうのはちょっとある」と断りながらも、コロナ禍でコミュニケーションが減っていることが大きいと指摘。「ラインとかメールのやり取りじゃなくて、直接会って話をして、頑張っていこうよってところも芽ばえるんじゃないかなと思うんだけど、そこが多分今少ないんじゃないのかな」と思いやった。
さらに「例えば野球で言うと」と置き換え、「キャンプ始まって、おまえ勝手にこのチームプレーやっとけよって言われたって、チームでやって動かないと。方向性も分からないし、このチームどういうチームなんだってわかるわけがない。キャンプやってないのと一緒でしょ?研修もまだ始まってるか始まってないかぐらいなんでしょ?」と確認。
MCの羽鳥慎一が「キャンプ、オンラインでうちでこういうトレーニングして下さいねっていうのだけあって入社式、シーズンイン」と野球に合わせて答えると、一茂は「それはオレだって嫌。オレもそうなったら辞めますよ、嫌だよそんなの。キャッチボールする相手いないと。だから、それが少ないんじゃないかなというふうに思うけど、ちょっと早いよ、4月だよ、まだ」と、状況を理解しながらも再考を求めた。
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