先月行われたサッカー日本代表の活動終了後の3日目に求められていた新型コロナウイルスの検査を一部の選手が受けていなかったことがわかりました。
この検査を受けずに選手がJリーグの試合に出場したケースもあったということで、日本サッカー協会はクラブへの説明が不十分だったとして陳謝しました。
サッカーの日本代表と東京オリンピック世代の24歳以下のチームは、先月下旬新型コロナウイルスの厳格な防疫措置を講じることを条件に韓国、モンゴル、アルゼンチンの3つのチームを招き、合わせて4試合を行いました。
防疫措置として日本サッカー協会は、活動終了後の3日目と14日目に新型コロナウイルスの検査を受けることなどを定めた誓約書をスポーツ庁に提出していました。
しかし、誓約書に定められた活動終了後3日目の検査が実施されないまま選手がJリーグの試合に出場したケースがあったということです。
日本サッカー協会は所属クラブに対する説明が不十分だったとして招集された選手が所属するすべてのクラブと連絡を取り、検査などの必要な対応について改めて確認したということです。
日本サッカー協会は「関係各所にご迷惑をおかけすることになりお詫び申し上げます。関係するクラブとともに防疫措置を徹底し、再発防止に努めます」とコメントしています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210416/k10012979381000.html