テキサス・レンジャーズの有原航平投手は19日(日本時間20日)、敵地でのロサンゼルス・エンゼルス戦に先発登板。「2番・指名打者(DH)」で出場した大谷翔平選手との日本人対決も無安打に抑えるなど5回2/3を6奪三振無失点の好投を見せ、今季2勝目を挙げた。
有原は初回、先頭の1番デビッド・フレッチャー内野手に安打を許し、無死一塁の場面で大谷と初対戦。2ボール1ストライクからの4球目、88.6マイル(約143キロ)のカッターで一併殺に打ち取り、無失点の立ち上がりを見せた。
続く2回は四球で走者を出したが、またしても併殺を打たせて3人で終えると、1点リードをもらった3回は、7番ホセ・イグレシアス内野手を83.5マイル(約134キロ)のスプリット、9番ルイス・レンヒフォ内野手を81.2マイル(約131キロ)のスライダーで空振り三振を奪った。
4回1死の場面では、大谷と2度目の対戦。外角のチェンジアップを弾き返され、中堅後方への大飛球となったが、中堅手アドリス・ガルシア外野手のファインプレーに救われ、この回も三者凡退に打ち取った。
勝利投手の権利がかかった5回は、8球で三者凡退としたが、6回2死から四球と安打で一、二塁のピンチ。打席に大谷を迎えたところで、投手交代が告げられた。
この日の有原は、5回2/3(77球)を投げ、被安打2、与四球2、奪三振6、失点0の成績。防御率2.21、WHIP 0.89となっている。
また、大谷との対決は、一併殺、中飛で2打数無安打とした。
レンジャーズは、3回に8番ガルシアのソロ本塁打で先制。その後はエンゼルス先発ディラン・バンディ投手の前に決定打を出せずにいたが、6回の攻撃で相手守備に綻びが生じ、6番ウィリー・カルフーン外野手の適時打などで5点を追加して試合を優位に進めた。7回にはリリーフ陣がつかまり2点差とされたが、リードを守り抜き、6-4で勝利を収めた。
ベースボールチャンネル編集部
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