東京都の小池百合子知事(68)は6日、1都3県知事によるテレビ会議を開催し、5月31日まで緊急事態宣言を延長するよう政府へ要請する考えを示した。
1都3県は政府への共同要望として、都は11日を期限として発令されている緊急事態宣言に伴う休業要請などの緊急事態措置を、埼玉、神奈川、千葉の3県はまん延防止等重点措置を今月末まで継続することを要請する。
埼玉県の大野元裕知事は「長期戦になると飲食店など事業者がドロップアウトしてまう懸念もある」とし、延長期間は5月末までとすることに賛同。千葉県の熊谷俊人知事も県内の感染状況などを踏まえ「現行の措置を継続せざるを得ない状況だ」。神奈川県の黒岩祐治知事も「期間は5月末まで長めにとって(感染状況が落ち着くなど)ゴールにたどり着けば早めに切り上げる形が良いだろう」との認識を示した。
小池氏は「一体となってこの(1都3県の)取り組みを進めてきたが変異株の拡大など予断を許さず、延長の要望をせざるを得ない状況だ。医療従事者の皆さんへの感謝と共に、緩むことなく引き続き都民、県民の協力をお願いしたい」と述べた。
東京都は6日、新型コロナウイルスの感染者が新たに591人確認されたと発表した。新規感染者の7日間平均は736・6人となり、前週(782・1人)の94・2%だった。重症者数は前日3人増の72人だった。重症者数が70人を超えるのは、2月26日(70人)以来。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f253009b246fd1657c5f870b773c3cdad6193c1a
5/6(木) 16:34配信