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ダークファンタジー漫画『ベルセルク』などで知られる漫画家・三浦建太郎さんが、5月6日に亡くなったことがわかった。多くのファンから悲しみの声が相次ぐ中、《過労だったのではないか》との指摘もされている。
中略
三浦さんの死因が急性大動脈解離≠セと発表されているため、《過労が原因だったのではないか》とも指摘されている。「国立循環器病研究センター」の公式サイトによると、大動脈解離とは、大動脈の中膜が裂けてしまい、元々は大動脈の壁であった部分に血液が流れ込み、大動脈内に2つの通り道ができてしまう状態。原因としては喫煙や糖尿病の他、ストレスなどが挙げられるそうだ。連載を持つ漫画家は、締切に追われる多忙な日々を送っている印象。特に三浦さんは緻密な描き込みに定評があり、一部ファンの間では、
《やっぱりあれだけの作品を毎回描き込んでいると、精神的なストレスもすごそう》
《急性大動脈解離って… やっぱり過労による突然死なのかな》
《もし過労が原因なら本当にやるせない》
《急性大動脈解離って過労がかなり要因になるんでしたよね…。ちゃんと寝ないとな本当に》
《急性大動脈解離は長年の過労と不摂生により循環器系にダメージが積み重なって起こる症状。若い頃無理し過ぎると、歳とってから休んでも解消されない。漫画家やアニメーターの職業病で、この症状で休止される方は結構多い…》
などとも囁かれている。
最近は何かと人気漫画の休載が多く、『ONE PIECE』の尾田栄一郎や、『呪術廻戦』の芥見下々も急病を理由に休載を余儀なくされていた。ファンは常に物語の続きを心待ちにしているが、どの漫画家も自分の体を第一に考え、クライマックスまで描き切ってもらいたいものだ。ともあれ、三浦さんのご冥福をお祈りしたい。