MISIA、藤井風の作詞作曲で新曲 藤井は他のアーティストに初の楽曲提供 12・1発売アルバム収録
2021年11月12日 4時0分スポーツ報知
https://hochi.news/articles/20211111-OHT1T51216.html?page=1
30人のダンサーを従えて新曲「Higher Love」を披露するMISIA
初めて他のアーティストに楽曲提供した藤井風
藤井風と初タッグを組むMISIA
歌手のMISIA(43)が、シンガー・ソングライターの藤井風(24)作詞作曲の新曲「Higher Love」を歌うことが11日、分かった。MISIAの約3年ぶりのアルバム「HELLO LOVE」(12月1日発売)に収録される。
藤井が他のアーティストに楽曲を提供するのは初めて。今夏の東京五輪開会式で国歌独唱を務めた国民的アーティストと、今年の音楽シーンの注目株による強力タッグが実現した。きっかけは、2019年の春に藤井が当時滞在していた米ニューヨークでMISIAの公演を鑑賞したことから。帰国後もライブに足を運ぶ中で、話が進んでいった。
楽曲のアレンジには、世界的トランペッター黒田卓也氏(41)が参加。最高峰の米ゴスペルグループ「ハーレム・ゴスペル・クワイア」がコーラスを吹き込むなど、音楽の力がみなぎる力強いナンバーに仕上がった。コロナ禍でも精力的に活動するMISIAは、今年の総決算とも呼べる豪華コラボレーションに「まさかこんな形で音楽を一緒につくることができるなんて! とってもうれしいです」と喜びを口にした。
20年1月にデビューした藤井は、今年5月に配信した「きらり」がストリーミング再生回数1億回を突破。9月に日産スタジアムで行った無観客生配信ライブは、最大約18万人が視聴するなど注目を集めている。
「“ゴスペル”。MISIAさんへの楽曲提供という機会を授かった時に浮かんできたキーワードです。森、教会、インドカレー屋さん…色んなところに行って、インスピレーションを探しました」と回想。「降りてきたのは、崇高な愛(Higher Love)を求める、人間くさいゴスペル。MISIAさんの神懸かった歌声は、天まで届きそうでした」。自身もオルガンとピアノ、コーラスでレコーディングに参加している。
〇…同曲のミュージックビデオ(MV)は、Foorinの「パプリカ」などを手掛け、五輪開会式にも出演した世界的ダンサー・辻本知彦氏が振り付けを担当。30人のコンテンポラリーダンサーがMISIAのバックでクワイア(教会の聖歌隊)と化し、パフォーマンスを披露する。また、MISIAの純白ドレスのデザイナーは、国歌独唱時に着用した衣装も担当したTOMO KOIZUMI氏。「五輪チーム」が再結集した。
●MISIA - Higher Love