FA権行使せず残留 阪神・梅野が今だから語る決断の胸中と舞台裏
青柳「阪神以外どこから来てたんですか?」
31日午後、カンテレ『こやぶるSPORTS超 優勝オリ&猛虎&金メダリスト 野球に駅伝にゴン攻めSP』に、阪神タイガースの梅野隆太郎選手が出演。
FA権を行使せずチーム残留を決めた胸中について明かしました。
番組の中で、シャンプーハットの恋さんから「FAのことは、決断までずっと悩んでたんですか?」と尋ねられた梅野選手は、
「はい、悩んでました。けどやっぱり12球団見渡しても、なかなかこれだけ熱いファンがいるところはないので」と答え、熱烈なファンの存在が残留の決め手の一つだったと打ち明けました。
すると、共に出演していたチームメイトの青柳晃洋投手が「ちなみに梅野さん、阪神以外どこの球団から話が来てたんですか?」とぶっこむと、「おい、やめてくれよ(笑)」とひるむ梅野選手。
そのやりとりにMCの小籔千豊さんが大笑いしながら、「そうか、いくつかはあってちょっと話はしたんですか?」と確認。
これに梅野選手は頷きながら「あ〜、まぁ色々ありますよね…、はい(笑)」と言葉を濁しながらも、水面下で他球団からの打診を受けていたことをうかがわせました。
また小籔さんは「チーム事情もありますし、ほかにも素晴らしいキャッチャーがいらっしゃいますし。(選手起用は)決めはる方が色々決める事ですが」と前置きした上で、
「ただ、いちアホなおっさんとして思ったのは『残ったんだから頼むぞ!』と。じゃないと、残った甲斐ないし」と期待を込めると、
梅野選手も「やっぱりそこのプレッシャーはありますね。そこはやってやるぞというか」と、残留した以上は多くの試合に出場して勝利に貢献したいと決意を新たにしていました。
一方、梅野選手がFA宣言をするかしないかについて、「メチャクチャ聞きたかったんですけど、さすがに聞けなかったです。僕、ちょっと『いなくなるかな』と思ってました(笑)」と本音を漏らした青柳投手。
これに梅野選手が「自分がオフシーズンになるから普通にロッカーを片付けてたら、みんな冷たい目で見てきて…『そういう事ね』みたいな(笑)」と、共に優勝を目指してきた仲間たちからの視線が若干冷ややかに感じられたと回顧すると、
青柳投手も思い出したように「終わった次の日にはもう、めっちゃきれいにしてたんですよ。『あれ?…行くなぁ』と思いました(笑)」と当時を振り返り、スタジオは笑いに包まれていました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/fbdbdadf655992b0d874d1bd81159407f41e1ef1