4/25(月) 16:50配信
オリコン
映画『激怒』が小林勇貴監督をクレジットから外すことを決定
映画監督・小林勇貴氏(31)による2017年公開の映画『ヘドローバ』の撮影中、児童虐待行為があったのではないかとされる問題を受け、今夏公開予定の映画『激怒』は25日、「小林氏のクレジットを『激怒』から外すことを決定いたしました」と発表した。映画の公式ツイッターにプロデューサー・森田一人氏の名義で声明文を掲載した。
森田氏は「現在、映画監督・小林勇貴氏の過去作品の制作現場での『演出』が問題となっています。まったくもって言語道断であり、容認できようはずもありません」とし、「我々は事態を重く見ており、小林氏のクレジットを『激怒』から外すことを決定いたしました」と報告した。
小林氏は『激怒』では演出には関わっていないが、プロットをまとめる作業に参加し、「原案」としてクレジットされる予定だったという。『ヘドローバ』の問題が明るみになり、小林氏からクレジットを辞退したいというメールが届くも、その後の発表がないことから、森田氏は「こちらとしましては、これ以上待つわけにはいかず、『激怒』から小林氏のクレジットを外したことをここにご報告させていただきます」と、発表に踏み切った経緯を説明した。
小林氏が監督した『ペドローバ』は、不良しか住んでいない団地を舞台にした問題作として2017年に公開。そのメイキング映像では、子役が何度も平手打ちをされ、涙を流しながら嘔吐する様子が映されており、ネット上で児童虐待ではないかと問題視されている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c88b0d2de45cf90259fa83bc448f01d1011a8bde