KADOKAWA会長逮捕、エンタメ界にも激震走る「創業者の息子2人が毀損…因果なものです」 株価は9%近く下落も
出版大手KADOKAWAの角川歴彦会長(79)が、東京五輪をめぐる贈賄の疑いで逮捕された。
元専務らの逮捕に続き、同社で3人目の逮捕者だ。
「過去にクスリで逮捕されたのが角川容疑者の兄、そして今回、弟自身も逮捕された。KADOKAWAブランドを創業者の息子2人が毀損(きそん)した。因果なものです」と週刊誌デスク。「逮捕で映画事業が停滞しないといいけど、と映画関係者の心配の声を聞きましたね」
KADOKAWAでは16日に、俳優の松山ケンイチ(37)主演映画「川っぺりムコリッタ」(荻上直子監督)が公開されたばかり。
「コロナ禍が明ける先々を見通して、同社が製作や配給に関わる映画も増える傾向にあった。それがどうなるか…。同社は東証プライムに上場していますから、タイミングを見て会長辞任というシナリオは発動されると思いますよ。でないとステークホルダーが黙っていない」(前出・週刊誌デスク)
会長逮捕の翌日、株価は9%近く下落した。
株価の下げ止まりより、エンタメ業界への挑戦力が目減りしないかどうかが気がかりだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6a63f34f381dcb23c338fd1ebf2b98daf6851c10