マリリン・マンソン(54)に対する性的虐待の訴訟が棄却された。マリリン・マンソンことブライアン・ワーナーから性的暴行、監禁、虐待等の行為を受けたとして昨年訴訟を起こしていた、モデルで女優のアシュリー・モーガン・スミスラインの訴訟が、アシュリー側の弁護士の後任がいなかったため却下されたとページ・シックスが報じている。
ジェイ・D・エルワンガー弁護士の退陣が承認された後、昨年12月5日までに代わりの弁護士を見つけることが要求されていたが、それが出来なかったアシュリーの訴訟は結果的に不起訴処分となったものの、後日再開する可能性もある。
マリリンは訴訟内容を否定しており、またマリリンの弁護士ハワード・キング氏は、同誌へこう声明を出している。「我々は、アシュリー・スミスラインがブライアン・ワーナーに対して、見返りを求めることも受け取ることもなく、彼女の主張を退けたことに感謝し、称賛します」「彼女の成功を祈るとともに、私たちの法的権利を乱用しようとした者たちが大きな代償を払うことになるよう、引き続き取り組んでいくつもりです」
アシュリーは2010年にマリリンと出会い、その後続いた2年半に渡る交際期間中に監禁、鞭打ち、噛みつかれたり切りつけられるなど、数々の性的暴行を受けたと主張、また太ももにマリリンのイニシャルを刻まれたこともあり、その傷跡は今でも残っているという。マリリンに洗脳されPTSDと夜驚症に苦しんでいるというアシュリーはマリリンを「世界で最も恐ろしい怪物」と呼ぶ一方でマリリンの関係者は、「彼女の主張には非常に多くの虚偽があり、私たちはどこから手をつけていいかわかりません」と話している。
アシュリーの他、マンソンはこれまでにも元恋人で『ゲーム・オブ・スローンズ』のロス役で知られる女優エスメ・ビアンコや、元婚約者エヴァン・レイチェル・ウッドからも性的暴行で訴えられている。
これに対しマンソンは以前、自分の交際はすべて「完全に同意の上」であると主張、女性たちが「過去を誤魔化そうとしている」と非難していた。
BANG Media International 2023/01/05
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