仙台市宮城野区で) プロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルスの元投手、森雄大さん(28)は昨年11月、人気回転すし店「廻鮮寿司 塩釜港」(宮城県塩釜市)の社員として第二の人生を歩み始めた。
転機は、店を経営する元楽天野球団社長、立花陽三さん(52)からの誘いだった。
新たな道を切り開いた「おせっかい」について、2人が語り合った。
(聞き手・浅井望) ――回転すし店の社員になったのは。 森 戦力外通告を受けた後、立花社長に誘われました。
元々経営に興味があったのと、社長が楽天にいた時、球場の環境がどんどん良くなっていくのを目の当たりにし、すごいなと感じていた。
だから一番近くで勉強したかったんです。
立花 正直、戦力外になった選手は全員気になります。
特に森は、私が球団の社長就任後、初めてドラフトで指名した選手でした。森が違う業界で成功すれば、次の世代の子供たちや親御さんに「プロ野球で成功するだけが人生ではない」と伝えられる。
そう思い、声をかけました。
――森さんにとってよき「おせっかい」だったと。
森 男気のような部分があると思います。
戦力外になったと色々な人に報告しましたが、大体が「また何か決まったら教えて」なんですよ。
社長はまず「話そう」と言ってくれて。
そんな人はあまりいません。 立花 森がどんな人生を歩もうと、僕には関係がないのかもしれません。うちで働かせることはおせっかいなのかもしれないですね。
それでも森が働く決断をした。
それならば、僕は全力で応援したい。
――森さんは現在どのような仕事を。
森 店でレジ打ちやホールの仕事が中心で、チラシやSNSで、すしのPRもしています。競りにも行きます。
高校卒業後、すぐにプロ入りしたので、初めてのことばかりですが、お客さんから「おいしかったよ」「また来るね」と言われるとうれしいです。
立花 まずは店でお客さんの気持ちを理解してほしい。
今後は宅配サービスや弁当プロジェクトで取引先との交渉を任せたいと思っています。自分で考えて、提案して、会社にどう貢献してくれるかが楽しみです。
1/11(水) 14:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/1cb4f2747b4e7c71e00d6ee9e4d3fcb0d45c8bf3
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