[2023年12月4日21時42分]
元宮崎県知事で衆院議員経験のある東国原英夫氏(66)が4日、CBC製作のTBSテレビ系「ゴゴズマ」(月~金曜午後1時55分)に出演。
政治資金パーティーをめぐって、自民党安倍派でパーティー券の販売超過分を議員側にキックバックしていただけではなく、
政治資金収支報告書に不記載だった疑いの出た問題で、政治資金パーティーについて「主催者側は買ってもらって来ないのがサイコー」などと話した。
東国原氏は政治資金パーティーの参加費を指す“パー券(パーティー券)”の料金について「都市部で2万円、地方で1万円ですね」と答えて、
議員に課せられる販売ノルマは「閣僚経験者で700万~750万円ですね」と話した。お笑いタレント大久保香代子(52)から「ノルマを達成できなかったら?」には「自腹ですね」と即答。
さらに番組司会の石井亮次アナウンサー(52)から「1年生議員だとどのぐらいですか」との質問には「100万(円)売るか、売らないか」と具体的な金額を示した。
大久保から「大変ですね、売れない劇団のスタイルですね」と身近な例を出されると「劇団と同じですよ。で、劇団はキックバックあるの?」と逆に質問を返すと、
大久保は「劇団の場合は(キックバック)ないですよ。売り過ぎちゃったら、次の公演に生かそう、って」と真面目に返した。
ここで東国原氏がパーティーの実態について「パーティーというのは普通のパーティーじゃないですからね。金集めですから。
食べ物もから揚げとかしか出ないですから。利益率が9割超えてますから」と驚異の集金システムであると語った。
さらに安倍派の全盛期のパーティーについて「5000人では入りきれないぐらい来る」と解説すると石井氏は「それだけで1億円じゃないですか」と驚くと
「5000人全員が来るわけじゃない。たとえば、ある企業が20枚買いました。だったら5~10人だけ(パーティーに)行っておけ。とにかく買えばいいわけだから。主催する側にしても人が多く来れば、
食べ物を出さなきゃいけない。パー券を買ってもらって来てほしくない。それがサイコー。から揚げが少なくてすむ」とジョークを交えて答えた。
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