実写映画『キングダム』シリーズ最新作『キングダム 大将軍の帰還』が、2024年7月12日に公開される。これに先駆け、ティザービジュアル&特報映像がお披露目となった。
【フォト】「キングダム 大将軍の帰還」関連ビジュアル
『キングダム』の原作は、原泰久が2006年から「週刊ヤングジャンプ」にて連載し、コミックス累計1億部を突破する中華戦国大河ロマンだ。
春秋戦国時代の中国を舞台に、天下の大将軍を目指す少年・信と、後の始皇帝となる若き王・嬴政(えいせい)の活躍を描き、アニメや映画など様々なメディアミックスも展開。
本作『キングダム 大将軍の帰還』は、実写映画シリーズの4作目にあたり、前作『運命の炎』から続く隣国・趙との国の存亡をかけた総力戦“馬陽の戦い”のクライマックスが描かれる。
今回、各国最強の猛者達が集結し、合戦中のワンシーンを切り取ったティザービジュアルがお披露目に。
秦国からは、敵軍・趙の圧倒的な武力に険しい表情を浮かべるも、果敢に立ち向かう強さを見せる信。王宮から戦局を憂慮しつつも、秦国軍の勝利を願い信の傍らに寄り添う嬴政。過去の因縁を胸に敵陣めがけて突き進む王騎。
趙国からは、真意のつかめぬひょうひょうとした顔で佇む李牧。趙国最強の武将と謳われる三大天のひとりで、戦火の中矛を振るう趙国の総大将・龐煖(ほうけん)が顔を揃えた。
あわせて、特報映像も到着。
「辛いですか、童信」と傷だらけの顔で語る王騎の言葉と共に映し出されるのは、いつ何時でもがむしゃらに前を向き天下の大将軍を夢見て闘い続けてきた信が、打ちのめされ地面を這う姿だ。
圧倒的武力を持つ龐煖に力を合わせて立ち向かう飛信隊、そして嬴政、河了貂、尾到のそれぞれの覚悟が伺えつつも、どこか不穏な空気が醸し出される中、謎の女性の後ろ姿も。
そして、信の檄で動き出す飛信隊に加え、“秦の怪鳥”とも呼ばれた最強将軍・王騎がついに動き出す。シリーズを通して一貫して戦況を見守る姿から一変、未だかつてないほど感情を剥き出しにし、戦地で初めて矛を振りかざす姿を見せる王騎。歯を食いしばり、悲痛な表情で叫ぶ信。果たして、彼が見つめる視線の先にあるものは……。
信と王騎、2人の今まで見たことのない表情に、シリーズ史上最大の“感涙”を予感させる映像に仕上がった。
映画『キングダム 大将軍の帰還』は、7月12日ロードショー。
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