2024年7月25日 10時26分
https://www.cinematoday.jp/news/N0144119
ディズニー&ピクサー最新作『インサイド・ヘッド2』の世界興行収入が24日までに14億6,276万9,628ドル(約2,267億円)となり、『アナと雪の女王2』(2019)を抜いてアニメーション映画史上最大のヒット作となった。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル155円計算)
少女の頭の中の世界を描き、第88回アカデミー賞長編アニメ映画賞を受賞した映画『インサイド・ヘッド』の続編となる本作は、6月の世界公開以来、数々の記録を樹立してきた。アニメーション映画として歴代最高となる世界オープニング興収2億9,500万ドル(約457億円)を上げ、アニメーション映画では最速となる19日間で世界興収10億ドル(約1,550億円)を突破。その勢いのままに、アニメーション映画史上最大のヒット作となった。今年公開の映画で世界興収10億ドルを突破しているのは、『インサイド・ヘッド2』が現状唯一となる。
歴代世界興収ランキングでは13位につけており、12位のトム・クルーズ主演作『トップガン マーヴェリック』(世界興収14億9,569万6,292ドル・約2,318億円)に迫っている。8月1日からは日本でも公開が始まることもあり、『インサイド・ヘッド2』はこれからも数字を伸ばし続けそうだ。
なお、歴代世界興収ランキング9位には実写と見まごうフルCGで作られた『ライオン・キング』(2019)が入っているが、ディズニーは同作をアニメーション映画とみなしておらず、実写レーベルの作品として公開している。(編集部・市川遥)