東スポweb2021年01月27日 06時15分
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米人気長寿アニメ「ザ・シンプソンズ」が、21年前に女性、黒人、アジア系で初の副大統領となったカマラ・ハリス氏(56)の誕生を予言していたと話題になっている。
漫画やアニメなどで、未来を予言したかのようなシーンが描かれることはこれまでにもあった。漫画「AKIRA」(1982年)が2020年の東京五輪の開催中止を描写していたり、フランスの人気漫画「アステリックス」シリーズの2017年の作品が、新型コロナウイルスの登場を予言していたかのようなキャラクターを登場させたことは本紙既報。
1989年にスタートした「ザ・シンプソンズ」は、エボラ出血熱の流行や、トランプ大統領の誕生などをかなり具体的な描写で放送していたことで知られる。2003年に未来の大統領として「ドナルド・トランプ大統領」を登場させていた。数々の的中≠ノ予言マニアの間では「シンプソンズの予言」という言葉もあるほどだ。
そして、2000年に放送された「リサ大統領のホワイトハウス」では、シンプソン家の長女リサが大統領に就任。リサが紺のパンツスーツに白い真珠のネックレスで登場したが、これが20日のハリス副大統領の就任式の姿とうり二つだったと話題になっているのだ。
リサ大統領はトランプ氏から「かなりの予算の危機を受け継いだ」とこぼしていたから、副大統領の違いはあれど、現実の状況とも合致する。
オカルト評論家の山口敏太郎氏はこう語る。
「シンプソンズは米国における『サザエさん』のような国民的長寿番組。いずれの放送回も現在のトレンドを押さえ、最新の流れを追っていく傾向があり、米国人が考えている風潮や流行を見事にとらえている。だから、たびたび予言≠ェ的中してしまうのでしょう」
これまでも数多くの未来を的中させてきた。
山口氏は「当たりすぎるという指摘があります。サッカーW杯の優勝国、スコアまでも的中したことは説明が不可能。ひょっとしたら、闇の勢力と深い関係がある連中が制作しているのかもしれません」と話している。