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【コネだけ男】アンチ 星野源 Part1 YouTube動画>4本 ->画像>1枚


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1名無しの歌姫
2017/12/04(月) 17:36:17.34

さあ、存分に!
VIPQ2_EXTDAT: none:none:1000:512:----: EXT was configured
2名無しの歌姫
2017/12/04(月) 17:37:36.47
こいつ、ただのコネだけ男

なぜそんな強いコネがあるのか?
マスコミはなぜそれを暴露しないのか?

そして、こいつの正体な?

みなさんは、わかりますよね?
3名無しの歌姫
2017/12/04(月) 17:37:49.84
さあ、真実を語り尽くそう!
4名無しの歌姫
2017/12/04(月) 17:55:55.28
>>1
5名無しの歌姫
2017/12/04(月) 18:22:21.82
見るたびに気持ち悪くなる
こいつ早くいなくなれ
6名無しの歌姫
2017/12/04(月) 18:39:08.40
星野源かよく見てたスレ一覧

過去の栄光 殿堂入りしたスレたち


究極オカルト・互いの肛門を存分にしゃぶり合う男達 [無断転載禁止]©2ch.net
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肛門が臭い店員が土下座させられてるのを見た会 [無断転載禁止]©2ch.net
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【恐怖】大オナラしたはずが全部ウンチだった [無断転載禁止]©2ch.net
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【驚愕】空に 肛門 が浮かんでいた Part1 [無断転載禁止]©2ch.net
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己の肛門に顔を突っ込み10ペリカじゃ足りんと叫ぶ男
http://2chb.net/r/occult/1508553850/

夜空に浮かんだ開口した肛門に吠える男たち Part1
http://2chb.net/r/occult/1508083842/

己の肛門から己の顔を出してニヤニヤする男
http://2chb.net/r/occult/1507544552/


これは現役スレ↓

【恐怖】大オナラしたはずが全部ウンチだった Part2 [無断転載禁止]©2ch.net
http://2chb.net/r/occult/1500939954/
7名無しの歌姫
2017/12/04(月) 19:04:47.26
こいつ嫌い
8名無しの歌姫
2017/12/05(火) 07:48:44.68
>>2
真実を教えてください
9名無しの歌姫
2017/12/13(水) 09:18:58.05
パクリミュージシャン星野源 盗作一覧 最新版



星野 源 - 恋



安井洋介 - YO-KAI DISCO

サビが丸パクリw
パクリだとバレないようにメロディーを所々いじっているwww
作曲知識のある人なら分かるが、サビの入る前もパクってるw



星野 源 - Week End



Tuxedo - Do It (Official Video)

マイナースケールをメジャーにしただけ
そのまんまのパクリw



可愛い奥様@無断転載は禁止

2017/01/31(火) 22:58:08.87 ID:mCPIotTc0

SUNという曲はもともとアニメ「ほしのこえ」のED用の曲で未完成の曲
これを新海誠は採用せずにほったらかしになっていたものを
なぜか作詞作曲星野源でリサイクルされたもの
リサイクルなのかカニバリズムなのか
だから星野源は生歌ではまともに歌えない へたくそでしかない
本人が作曲していたら自分で歌えるキーで作曲するのが普通だが
「SUN ほしのこえ」はネットのどこかに探せばあるのだろうか?
10名無しの歌姫
2017/12/13(水) 09:19:43.36
YO-KAI DISCOの原曲、星野源『恋』誕生秘話

曲制作に取りかかるも、なかなか納得のいく楽曲が出来ずに悩んでいたという星野は、
「全然ワクワクしなくて、『どうしよう…』と思っている時に、
トイレに入って、ふと、『速くしてみたらどうだろう』と思って頭のなかでグーンと速くしていったんですよ、テンポを。
そうしたら『これだ!』と思って」と、思わぬところで「恋」が完成したことを明かした。

「ターニングポイントはトイレでした」と笑顔で楽曲誕生秘話を話す星野に、
田中も、「恋」のサビの歌詞になぞらえて「“トイレの中にある曲”ですね」と談笑した。
https://mdpr.jp/news/detail/1678813


人の曲(YO-KAI DISCO)をパクっておいて、トイレで恋のサビが出来たなんて。。。
この記事を見て悲しくなった。星野源の人間性を疑いますね。
因みにテンポは,YO-KAI DISCO BPM=153
       星野源『恋』 BPM=158


ほぼ一緒
11名無しの歌姫
2017/12/13(水) 09:25:26.94
>>10
YO-KAI DISCOの原曲、星野源『恋』誕生秘話 ×誤り

星野源『恋』の原曲安井洋介『YO-KAI DISCO』だった ○正しい
12名無しの歌姫
2017/12/13(水) 12:56:00.31
顔が気持ち悪い
13名無しの歌姫
2017/12/18(月) 17:03:43.66
歌も気持ち悪い
14名無しの歌姫
2017/12/21(木) 17:48:32.24
声も気持ち悪い
15名無しの歌姫
2018/01/01(月) 01:39:47.96
特に好きでも嫌いでもないが、曲がものすごくつまらない曲でびっくりした
声域狭いし
16名無しの歌姫
2018/01/02(火) 22:43:02.83
邦楽もおもしろいけど、小遣い稼ぎの方法とか

グーグル検索⇒『増田のセンジョイウツツノ』

BAE939R21A
17名無しの歌姫
2018/01/04(木) 16:25:48.00
動きも気持ち悪い
18名無しの歌姫
2018/01/06(土) 20:21:01.39
人騙しそうな顔
19名無しの歌姫
2018/01/06(土) 21:41:27.49
☆ 私たち日本人の、日本国憲法を改正しましょう。現在、
衆議員と参議院の両院で、改憲議員が3分の2を超えております。
『憲法改正国民投票法』、でググってみてください。国会の発議は
すでに可能です。平和は勝ち取るものです。お願い致します。☆☆
20名無しの歌姫
2018/01/09(火) 16:00:33.80
人騙して1人でゲラゲラ笑ってそう
21名無しの歌姫
2018/01/19(金) 08:20:38.37
■逃げ■星野源と新垣結衣の噂■恥■647
http://2chb.net/r/uwasa/1516282843/
22名無しの歌姫
2018/01/19(金) 12:16:54.61
■逃げ■星野源と新垣結衣の噂■恥■648
http://2chb.net/r/uwasa/1516322637/
23名無しの歌姫
2018/01/19(金) 12:22:33.36
YO-KAI DISCOの原曲、星野源『恋』誕生秘話

曲制作に取りかかるも、なかなか納得のいく楽曲が出来ずに悩んでいたという星野は、
「全然ワクワクしなくて、『どうしよう…』と思っている時に、
トイレに入って、ふと、『速くしてみたらどうだろう』と思って頭のなかでグーンと速くしていったんですよ、テンポを。
そうしたら『これだ!』と思って」と、思わぬところで「恋」が完成したことを明かした。

「ターニングポイントはトイレでした」と笑顔で楽曲誕生秘話を話す星野に、
田中も、「恋」のサビの歌詞になぞらえて「“トイレの中にある曲”ですね」と談笑した。
https://mdpr.jp/news/detail/1678813


人の曲(YO-KAI DISCO)をパクっておいて、トイレで恋のサビが出来たなんて。。。
この記事を見て悲しくなった。星野源の人間性を疑いますね。
因みにテンポは,YO-KAI DISCO BPM=153
       星野源『恋』 BPM=158


ほぼ一緒だ
24名無しの歌姫
2018/01/19(金) 16:51:17.21
人を不快にさせる天才
25名無しの歌姫
2018/02/02(金) 21:40:53.39
■逃げ■星野源と新垣結衣の噂■恥■668
http://2chb.net/r/uwasa/1517532343/
26名無しの歌姫
2018/02/04(日) 21:30:57.23
曲が全て駄作
27名無しの歌姫
2018/02/06(火) 12:25:42.17
星野源自体が駄作
28名無しの歌姫
2018/02/14(水) 15:27:35.96
見苦しい
29名無しの歌姫
2018/02/14(水) 22:31:10.06
こいつの裏声きもい無理
30名無しの歌姫
2018/02/15(木) 03:46:02.95
てめーの悪事は見られてる
31名無しの歌姫
2018/02/16(金) 11:31:32.53
限度を超えた変態
32名無しの歌姫
2018/02/25(日) 05:37:52.19
星野源ドラえもんAメロはYO-KAI DISCOのサビと一緒
33名無しの歌姫
2018/02/25(日) 12:35:38.99
パクってもネット工作員が正当化します
34名無しの歌姫
2018/02/25(日) 13:07:25.00
個人的にはオタク的な一面もり素敵な方で推し俳優でーーすw
35名無しの歌姫
2018/02/25(日) 16:48:05.29
オタクに媚び売ってるだけじゃん
36名無しの歌姫
2018/02/28(水) 11:53:35.06
キモオタらしさはあるなw
37名無しの歌姫
2018/02/28(水) 22:27:30.23
ナオトインティライミの超絶劣化版
こいつの歌聴いてるやつ、ナオトインティライミの歌聴いたらナオト最高とかいって2秒でファンやめそう
38名無しの歌姫
2018/03/08(木) 12:48:40.55
安っぽいバカっぽいで聴くだけ時間の無駄
39名無しの歌姫
2018/03/08(木) 21:05:47.28
ただの陰湿キチガイ野郎
40名無しの歌姫
2018/03/08(木) 21:23:15.08
見るからにバカそうなのに眼鏡かけたりインテリぶった格好してんのが面白いw
41名無しの歌姫
2018/03/16(金) 15:30:25.93
ウンコ漏らした時点でインテリ路線は不可能ですw残念w
42名無しの歌姫
2018/03/16(金) 22:00:10.30
コイツに顔似てると某所で言われ
検索して、実際、ちょっと似てて
唖然とした(笑)
43名無しの歌姫
2018/03/20(火) 01:43:43.13
こいつの攻撃的な悪声と意地悪な顔が頭から離れない
44名無しの歌姫
2018/03/20(火) 17:03:42.81
色んな事に手を出してるけど
コイツ売れてんの?

推してる企業に踊らされてるだけちゃうの?
45名無しの歌姫
2018/03/22(木) 13:58:19.13
汚物男
晒しあげ
46名無しの歌姫
2018/03/22(木) 23:56:18.96
こいつ悪魔だよね
47名無しの歌姫
2018/03/23(金) 17:43:54.68
蛆虫毛虫 下衆汚物
48名無しの歌姫
2018/03/23(金) 20:12:24.98
恥晒し顔面ゲロ汚物
49名無しの歌姫
2018/03/23(金) 23:44:40.44
コイツの顔見てると、ぶん殴りたくてしょうがない
そんな顔してるよな
50名無しの歌姫
2018/03/24(土) 00:40:33.32
まともな人間ならそう思うよねあの馬鹿ズラ
51名無しの歌姫
2018/03/24(土) 12:11:47.26
あのキモ面を殴ると、良い音がしそうだぜ(`ー´)
52名無しの歌姫
2018/03/24(土) 17:14:11.32
                      (_(_(_, ヽ
                   , ─── 、  (⊃_ ノヽ
  ┃ ┃┃          /WWW \ \   l     l
  ┣━     | |    l \ll/    ヽ/^ヽノ    |
  ┃       | |    (| (。) ∠      ノ      !  このイカサマ野郎ー!
      ┃┃ | |   / (二) / ⌒ヽ  | |    /
   ━╋┓    /|  l _    /\ \|  l l    く
\\ ┃┃ |\/ |/| (__/ \ ヽ ノ //    \
  \\   _|   _└  ヽー`ー`─ ´ /´
 ☆    \   (ヽ  \  |  ̄ ̄ ̄   / ⌒ヽ
  /⌒ヽ ∠   \\/ヽ l      ̄ ̄|   二|
/   /\  |/ヽ/\ ヽ_ノ ヽ、_    ヽ_,_ノ
l_/\/\  /\/  ̄    \
     ↑腐れ星野(笑)
53名無しの歌姫
2018/03/28(水) 02:22:52.76
あいつはよ死んで欲しいわ
54名無しの歌姫
2018/03/28(水) 07:33:37.22
芸能人て交通事故案外あるけど
そういうので死なないかなあ

萩原流れや桜塚やっくんみたいな感じで
55名無しの歌姫
2018/03/28(水) 11:17:24.26
イカれたファンに殺されてほしいな通り魔的な感じで
顔面めった刺しとかで生きながらえても芸能人生命は終わりとかでもいいやとにかく早く消えてほしい
56名無しの歌姫
2018/03/28(水) 13:58:09.97
源さんは色んな病気になってるから元々長くないだろ
57名無しの歌姫
2018/03/28(水) 14:54:21.71
いや今すぐ死んでほしい
58名無しの歌姫
2018/03/29(木) 17:35:14.40
ファンにやられても、ジョンレノンみたいに伝説とはならず
数年で風化されて、忘れられるんだろうね

かわいそうなやつ( ´,_ゝ`)
59名無しの歌姫
2018/03/29(木) 18:16:03.23
なんかのもうすぐ消えそうな芸能人みたいなランキングに入ってた
安っぽいくせにアーティストとか文筆家とか自分で名乗ってんじゃねーよ自意識過剰のイロモノがw
60名無しの歌姫
2018/03/30(金) 07:55:13.23
蝶野正洋ばりのケンカキックを
コイツの顔面にお見舞いしたい
61名無しの歌姫
2018/04/02(月) 17:04:57.27
まぁ所詮福山雅治の劣化コピーでしかないでしょ
62名無しの歌姫
2018/04/02(月) 19:04:10.14
全盛期の福山レベルにも達してねぇよあんなキモブサジジィ
63名無しの歌姫
2018/04/02(月) 22:10:21.36
星野源の悪口辞めろ
http://2chb.net/r/uwasa/1522652045/
64名無しの歌姫
2018/04/03(火) 04:34:57.92
顔も中身もブサイクだよね〜
65名無しの歌姫
2018/04/03(火) 09:04:01.81
もういい加減ガッキーに粘着するのをやめて欲しい
いつまでも逃げ恥人気に便乗してガッキーがこいつに利用されるのにガッキーのファンはうんざりしてるよ
66名無しの歌姫
2018/04/03(火) 09:05:53.82
ガッキーのファンじゃないくせにw
67名無しの歌姫
2018/04/04(水) 14:59:27.93
ガチの池沼源と付き合うとか身内が反対するレベル
68名無しの歌姫
2018/04/05(木) 21:25:22.44
人間のドロドロした気持ち悪い部分とか私利私欲にまみれた顔って感じ
69名無しの歌姫
2018/04/06(金) 00:20:41.42
昔はaikoで今はガッキーの売名ウンコマン
70名無しの歌姫
2018/04/06(金) 20:39:41.40
こいつは生きてる価値もねぇクズ顔だよー
71名無しの歌姫
2018/04/08(日) 13:46:34.83
顔もやってる事もガイジそのもの
72名無しの歌姫
2018/04/09(月) 00:39:59.64
もっかい頭割って死ね
73名無しの歌姫
2018/04/16(月) 00:58:43.73
こいつは自己愛性パーソナリティ障害?
74名無しの歌姫
2018/04/24(火) 15:22:02.10
障害はあるだろうね
病気も色々発病してるし
75名無しの歌姫
2018/05/04(金) 13:43:50.50
本物の基地害だからな
76名無しの歌姫
2018/05/05(土) 21:00:55.28
自分がキモいことに気づいてないのが更にキモい
77名無しの歌姫
2018/05/06(日) 17:53:13.43
                      (_(_(_, ヽ
                   , ─── 、  (⊃_ ノヽ
  ┃ ┃┃          /WWW \ \   l     l
  ┣━     | |    l \ll/    ヽ/^ヽノ    |
  ┃       | |    (| (。) ∠      ノ      !  このイカサマ野郎ー!
      ┃┃ | |   / (二) / ⌒ヽ  | |    /
   ━╋┓    /|  l _    /\ \|  l l    く
\\ ┃┃ |\/ |/| (__/ \ ヽ ノ //    \
  \\   _|   _└  ヽー`ー`─ ´ /´
 ☆    \   (ヽ  \  |  ̄ ̄ ̄   / ⌒ヽ
  /⌒ヽ ∠   \\/ヽ l      ̄ ̄|   二|
/   /\  |/ヽ/\ ヽ_ノ ヽ、_    ヽ_,_ノ
l_/\/\  /\/  ̄    \
     ↑腐れ星野(笑)
78名無しの歌姫
2018/05/11(金) 11:40:22.15
ウンコ漏らし

ウンコ投げ

肛門病
79名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:20:03.72
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
80名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:20:19.21
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
81名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:20:34.70
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
82名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:20:49.94
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
83名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:21:05.31
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
84名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:21:20.64
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
85名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:21:36.04
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
86名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:22:10.49
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87名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:22:25.75
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88名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:22:40.94
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89名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:22:56.28
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
90名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:23:11.71
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
91名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:23:27.03
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
92名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:23:42.19
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
93名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:23:57.59
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
94名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:24:13.11
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
95名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:24:48.36
.
96名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:25:03.71
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97名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:25:18.85
.
98名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:25:34.65
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
99名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:25:50.07
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
100名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:26:05.35
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
101名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:26:20.57
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
102名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:26:35.97
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
103名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:27:10.42
.
104名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:27:25.67
.
105名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:27:40.86
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106名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:27:56.26
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
107名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:28:11.52
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
108名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:28:26.68
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
109名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:28:42.53
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
110名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:28:57.47
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
111名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:29:12.78
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
112名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:29:47.34
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113名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:30:02.71
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114名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:30:18.05
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115名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:30:56.96
.
116名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:31:12.41
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
117名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:31:27.54
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
118名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:31:42.77
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
119名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:31:58.08
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
120名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:32:13.22
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
121名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:32:47.22
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122名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:33:02.54
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123名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:33:17.61
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124名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:33:32.89
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
125名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:33:48.19
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
126名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:34:03.67
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
127名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:34:38.16
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128名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:34:53.40
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129名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:35:08.53
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130名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:35:23.95
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131名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:35:39.15
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
132名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:35:54.33
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
133名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:36:09.76
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
134名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:36:24.83
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
135名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:36:40.16
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
136名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:36:55.47
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
137名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:37:10.81
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138名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:37:26.07
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139名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:37:41.33
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140名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:37:56.44
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141名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:38:11.75
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
142名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:38:44.67
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143名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:38:59.81
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
144名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:39:15.19
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
145名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:39:30.41
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
146名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:40:03.57
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147名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:40:36.54
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148名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:40:51.79
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149名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:41:07.00
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150名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:41:22.26
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
151名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:41:37.59
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
152名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:41:52.85
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
153名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:42:08.14
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
154名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:42:44.20
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155名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:42:59.49
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
156名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:43:14.69
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
157名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:43:30.08
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158名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:43:45.39
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159名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:44:00.66
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160名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:44:15.97
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161名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:44:31.03
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
162名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:44:46.35
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
163名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:45:01.64
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
164名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:45:16.97
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
165名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:45:32.12
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
166名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:46:06.12
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167名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:46:21.38
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168名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:46:36.70
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169名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:46:51.89
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170名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:47:07.26
.
171名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:47:22.35
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
172名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:47:37.62
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
173名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:47:52.87
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
174名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:48:08.10
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
175名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:48:23.35
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
176名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:48:59.27
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177名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:49:14.53
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178名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:49:29.99
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179名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:49:45.18
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180名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:50:00.46
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181名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:50:15.52
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
182名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:50:30.95
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
183名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:50:46.24
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
184名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:51:01.46
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
185名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:51:16.92
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
186名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:51:32.00
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
187名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:51:47.41
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188名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:52:02.72
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189名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:52:18.05
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190名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:52:33.16
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191名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:52:49.04
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
192名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:53:03.79
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
193名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:53:18.94
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
194名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:53:34.70
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
195名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:53:50.03
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
196名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:54:05.54
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
197名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:54:20.90
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198名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:54:36.28
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199名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:54:51.56
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200名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:55:06.78
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201名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:55:21.99
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
202名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:55:37.25
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
203名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:55:52.72
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
204名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:56:07.88
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
205名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:56:48.26
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206名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:57:03.42
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
207名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:57:18.85
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208名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:57:34.18
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209名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:57:49.40
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210名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:58:04.60
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211名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:58:19.98
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
212名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:58:35.43
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
213名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:58:50.69
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
214名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:59:06.09
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
215名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:59:21.53
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
216名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:59:36.84
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
217名無しの歌姫
2018/05/20(日) 15:59:52.08
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218名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:00:07.44
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219名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:00:22.57
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220名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:00:37.86
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221名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:00:53.08
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
222名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:01:08.45
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
223名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:01:23.65
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
224名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:01:38.82
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
225名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:01:53.93
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
226名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:02:09.43
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
227名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:02:24.67
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228名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:02:39.94
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229名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:02:55.34
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230名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:03:10.61
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231名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:03:25.67
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
232名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:03:41.16
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
233名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:03:56.42
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
234名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:04:11.68
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
235名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:04:26.95
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
236名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:05:03.26
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237名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:05:18.45
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238名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:05:34.02
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239名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:05:49.16
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240名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:06:04.48
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241名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:06:19.70
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
242名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:06:34.80
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
243名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:06:50.17
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
244名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:07:05.30
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
245名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:07:37.04
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246名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:07:52.24
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
247名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:08:07.61
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248名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:08:22.88
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249名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:08:38.01
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250名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:08:53.33
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251名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:09:08.66
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
252名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:09:23.66
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
253名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:09:39.03
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
254名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:09:54.24
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
255名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:10:09.50
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
256名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:10:24.75
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
257名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:10:39.96
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258名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:10:55.23
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259名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:11:10.44
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260名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:11:25.62
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261名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:11:40.99
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
262名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:11:58.55
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
263名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:12:13.76
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
264名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:12:29.16
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
265名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:12:44.41
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
266名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:12:59.63
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
267名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:13:14.79
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268名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:13:30.18
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269名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:13:45.30
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270名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:14:00.66
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271名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:14:15.73
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
272名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:17:57.00
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
273名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:18:11.79
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
274名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:18:27.04
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
275名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:18:42.25
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
276名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:18:57.58
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
277名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:19:12.97
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278名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:19:28.11
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279名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:19:43.50
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280名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:19:58.72
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281名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:20:13.77
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
282名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:20:29.06
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
283名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:20:44.37
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
284名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:20:59.72
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
285名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:21:14.96
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286名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:21:30.72
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287名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:21:45.76
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288名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:22:01.26
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289名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:22:16.32
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290名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:22:31.63
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291名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:22:47.03
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
292名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:23:02.23
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
293名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:23:17.47
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294名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:23:32.71
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295名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:23:48.18
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296名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:26:14.32
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297名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:26:29.51
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298名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:26:44.99
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299名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:27:00.30
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300名無しの歌姫
2018/05/20(日) 16:27:15.74
本当のチームの実力者が座る打順は「3番」と言われている。
そこで思ったのが5月11日と12日の中日戦で組まれた巨人のオーダーである。
この2試合で巨人・高橋由伸監督は、売り出し中の岡本和真内野手を初めて「3番」に抜擢したのだ。
「岡本を3番にしたというより、チーム全体でどのオーダーが最善なのかを考えた結果」
試合後の高橋由伸監督の説明だ。
ただこの「3番・岡本」は、ただ単に好調だからという理由だけではない。
高橋監督が語るようにこれからの巨人のオーダーのベストクオリティーを考えていく上での、
明確な狙いがあったのである。
それは1番の坂本勇人内野手をいかに活かせる打線を組むかということだ。
今季の坂本は開幕から絶好調で、一時は打率4割をうかがう勢いもあったほどだった。
開幕から1カ月半ほど経過したこの中日戦前まででも打率3割6分4厘で出塁率は実に4割4分と高い数字をキープしていた。
しかも2番にはプロ2年目の吉川尚輝内野手が定着。
左打者で足のある吉川も出塁率を3割2分前後でキープしていることで攻撃のバリエーションは大きく広がっている。
要は吉川をつなぎにして1番・坂本と連結できる3番打者を作ることが、
巨人のオーダー編成のテーマなのである。
坂本が1番に座った4月12日のDeNA戦以降、
このキーポジションを任されてきたのはアレックス・ゲレーロ外野手だった。
本来ならクラッチヒッターのケーシー・マギー内野手が適役だが、
そのマギーが今季は開幕から長い不振のトンネルであえいでいる。
そこで長打力のあるゲレーロにお鉢が回ってきた訳だが、
この「3番・ゲレーロ」には少なからず問題があるのも事実だった。
ゲレーロの得点圏打率は2割7分7厘(5月17日現在、以下同)。
打率は3割8厘あるが、チャンスでは逆に率が下がる。
走者を置いての勝負強さに不満が残る結果しか出ていないことがまず1つだ。
そしてさらに問題なのが、ゲレーロは典型的なフリースインガーだということである。
ゲレーロには確かに一発の怖さはある。
その反面、坂本と吉川が繋がって一、二塁となっても、ゲレーロはフルスイングするだけで、
三振で走者を進めることもできないケースが目立っている。
「3番・ゲレーロ」だとベンチは、とにかく打つか、打たないか...
その2つに1つの勝負を覚悟しなければならないのである。
そこで「3番・岡本」というオーダーだ。
「とにかくつなぐ意識で打席に立ちました」
5月11日に初めて3番に入った岡本の言葉である。
「本塁打はヒットの延長」と岡本は言う。
ただフルスイングするのではなく、あくまで走者がいれば走者を生かす打撃、
走者がいなければ四球を含めて塁に出ることを考えて打席に立つ。
言葉を変えれば、その局面で何とかしようという気持ちがあるから、
打てなければおしまいという丁半博打のバッティングではない。
その意識があるから得点圏では通常の打率3割4分5厘を上回る打率3割5分1厘という数字を残している。
セイバーメトリクスの指標で「wRC+」というものがある。
打者の得点創出力を比較したwRCに球場の特性などを加味して出した平均指数で、
100を平均値として数字が大きくなればなるほど、
その選手が得点を生む能力が高いことを示す数字だ。
このwRC+が両リーグトップなのはソフトバンクの柳田悠岐外野手の250(DELTA社データサイト)で
平均値の選手の2.5倍の能力があることになる。
実は岡本のこの値は、DeNAのホセ・ロペス内野手と並んで両リーグ6位の175となっている。
これは坂本の153を上回ってチームトップの数字なのである。
長打もあり、得点圏での勝負強さもあり、塁に出る能力も高い。
要は万能型の選手に成長したことを示す数字なのである。
チャンスでの強さは3番打者としての必須の才である。
と同時にシチュエーションで臨機応変に打撃を変えられることで、
調子のいい1、2番コンビの力を最大限に生かせる。それが今季の岡本の成長点なのである。
「3番・岡本」は中日戦の2試合で8打数3安打の結果を残した。
ただ、最終的にはこの2試合で実験は終わり、岡本の打順はそれまでの5番に戻っている。
そこには色々な理由があるが、6番に座る亀井義行外野手とセットになった方が打線の中盤に厚みが出て、
切れ目のないオーダーを組めるという判断だった。
「チーム全体の最善」を考えた末の決断という訳である。
奇しくも「2番・大谷」も同じ2試合だけの試みだったが、その実験の中で大谷翔平も、
岡本も確かなツメ跡は残したことが大きい。
巨人で考えれば近い将来、より具体的に言えばシーズン終盤に「3番・岡本」というオーダーが再び実現することは、間違いないだろう。
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