配信先、産経ニュース、2017.6.10 20:16更新
http://www.sankei.com/world/news/170610/wor1706100052-n1.html
韓国・ソウルで10日、クーデターで誕生した全斗煥政権を事実上の退陣に追い込んだ1987年6月の民主化闘争から30年となるのを記念する式典が開かれ、文在寅大統領は演説で「民主主義を発展させ、人権(尊重)を一層広げる」と宣言した。
文氏は、朴槿恵前政権の退陣を求めた昨年秋からの大規模な「ろうそく集会」は、民主化運動を完成させよとの「国民の命令だった」と述べ、現政権は民主化運動の延長にあると強調した。
一方で、所得の不平等が民主主義を脅かしていると指摘。「経済分野の民主主義」を目指すとして、格差緩和のための「大きな妥協」を国民に呼び掛けた。企業に賃金増を求めるほか、非正規雇用者の待遇改善のため、正規職の労働者や組合にも配慮を求める意図があるとみられる
http://www.sankei.com/world/news/170610/wor1706100052-n1.html
韓国・ソウルで10日、クーデターで誕生した全斗煥政権を事実上の退陣に追い込んだ1987年6月の民主化闘争から30年となるのを記念する式典が開かれ、文在寅大統領は演説で「民主主義を発展させ、人権(尊重)を一層広げる」と宣言した。
文氏は、朴槿恵前政権の退陣を求めた昨年秋からの大規模な「ろうそく集会」は、民主化運動を完成させよとの「国民の命令だった」と述べ、現政権は民主化運動の延長にあると強調した。
一方で、所得の不平等が民主主義を脅かしていると指摘。「経済分野の民主主義」を目指すとして、格差緩和のための「大きな妥協」を国民に呼び掛けた。企業に賃金増を求めるほか、非正規雇用者の待遇改善のため、正規職の労働者や組合にも配慮を求める意図があるとみられる