2014年に韓国南西部の珍島(チンド)沖で沈没し、4月上旬に引き揚げられ、行方不明者9人の捜索が進められていた旅客船「セウォル号」の第1次捜索が、20日、終了しました。
海洋水産部など関係部処は、セウォル号が陸揚げされた木浦(モクポ)港に現場収拾本部を設置し、第1次捜索として行方不明者がいる可能性の高い船内の3階から5階までの客室を優先的に捜索していました。
第1次捜索で、遺骨が発見され、身元が確認できたのは、船内で、女子高校生2人と一般人の女性1人、そして、セウォル号の沈没海域の海底の捜索で、高校教師1人の合わせて4人です。
現場収拾本部は、残りの5人を捜索するため、第2次捜索として、1階と2階の貨物室を捜索し、ことし8月までに終了するとしています。
さらに、沈没海域の海底の捜索もさらに行う方針です。
また、これまで発見された遺留品は合わせて4101点で、このうち370点が遺族に引き渡されました。
http://m.world.kbs.co.kr/news/news_detail.htm?no=64042&category_code=Dm&lang=j
入力 2017-06-21 11:05:52, 修正 2017-06-21 13:48:24