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ねこ名無し ★@無断転載は禁止
2017/06/22(木) 21:00:47.71 ID:CAP_USER
韓国サッカー協会は6月15日、成績不振で解任論がくすぶり続けていたウリ・シュティーリケ代表監督(62)を遂に更迭した。
13日にカタール・ドーハで行われた2018年ワールドカップ(W杯)ロシア大会アジア最終予選で格下のカタールに2−3で敗れ、A組2位を維持したが9大会連続本戦出場に「赤信号」がともり解任を決断した。ただ、最終予選が残り2戦になっての解任に時機を逸したとの批判が渦巻く。
8月31日、9月5日に試合を控え、早急に後任監督を決めなければならないが、決定機関の技術委員会委員長も引責辞任。「非常事態」(朝鮮日報)に焦燥感は募るばかりだが、選任は7月と悠長な報道もあり、W杯出場を諦めたのかと疑問を抱かせるばかりだ。
韓国メディアによると、今回シュティーリケ氏とともに引責辞任した李容秀(イ・ヨンス)技術委員長は2014年9月の選任時点で「韓国サッカーを発展に導くのに十分な力量を持つ人物だと判断した」と評価していた。
ところが、中央日報はこの評価に対し、シュティーリケ氏がスペインやドイツなどのクラブチームの監督、スイスやコートジボワールの代表監督などを歴任してきたが、「優勝という顕著な成果を出すことができなかった」ことを弱点に挙げ、「成功できるだろうか」と疑問を呈していた。
その不安を払拭するように、15年に豪州で開催されたアジア・カップで準優勝、東アジア・カップで優勝し、韓国世論は「ゴッド(神)」と称賛し期待感を膨らませた。
だが、ロシアW杯2次予選の頃から監督の傍若無人な行動と発言、成績不振によって代表チーム内には不協和音が生じるようになっていったと韓国のニュースサイトOSENは伝えていた。選手の中には監督の戦術などについて、あからさまに批判する者まで出てきた。
今年3月に中国・長沙で行われた中国戦で0−1で敗れ、更迭論が具体的にささやかれ始めた。
ただ技術委員会は4月、「信頼してほしい」という監督の懇願を受け入れ、続投を決断。韓国メディアには「不安航海を継続することになった」などと懐疑的な意見が出ていた。続投の結果を受け、シュティーリケ氏は従来の代表監督最長在任期間を更新し、2年9カ月も在任することになった。
それは韓国サッカー界に悲嘆を長引かせる結果になり、朝鮮日報はサッカー協会が更迭の時機を逸した側面は否めず、もう少し更迭が早ければ、格下のカタールに33年ぶりに敗れる「『ドーハの悲劇』はなかっただろうかという物足りなさもある」と後悔をにじませた。
W杯アジア最終予選は8試合で4勝1分け3敗で、アウェーでは1分け3敗で一度も勝てなかった。
シュティーリケ監督の戦術の不備だけでなく、当然今の韓国代表にも問題点があるようで、朝鮮日報は「収拾することができるか疑問符がつくほど混沌の状況」だとし、「このままでは危機の波を乗り越えることは容易ではない」と単に監督を変更しただけでは改善されないだろうと指摘した。
それは「(W杯)本大会に進出してもビジョンがない」との批判にもつながり、1次リーグで負けるだろうと諦めムードも漂っていた。
悲観論の渦巻く韓国代表だが、最終予選は残り2戦あり、誰かが指揮を執らなければならない。李技術委員長は「危機管理能力を備え、選手の心をつかむことのできる国内の監督が新たな司令塔となってほしい」と私見を述べた。
というのは、外国人監督が選任された場合、まず韓国内の戦力を把握することから始めなければならず、とても8月31日のイラン戦に間に合わないからだ。
ただ、その監督を決める技術委員会の委員長を先に決めなければ事態は始まらない。まさに非常事態。韓国協会は7月に新監督を選任できるように人選を進めるという。
朝鮮日報は2度の代表監督を経験し、10年南アフリカW杯で韓国人監督して初勝利を挙げ、ベスト16入りさせた許丁茂(ホ・ジョンム)韓国プロサッカー連盟副総裁(62)が有力視されていると報じた。
http://www.sankei.com/premium/news/170622/prm1706220005-n1.html
(>>2以降に続く)
13日にカタール・ドーハで行われた2018年ワールドカップ(W杯)ロシア大会アジア最終予選で格下のカタールに2−3で敗れ、A組2位を維持したが9大会連続本戦出場に「赤信号」がともり解任を決断した。ただ、最終予選が残り2戦になっての解任に時機を逸したとの批判が渦巻く。
8月31日、9月5日に試合を控え、早急に後任監督を決めなければならないが、決定機関の技術委員会委員長も引責辞任。「非常事態」(朝鮮日報)に焦燥感は募るばかりだが、選任は7月と悠長な報道もあり、W杯出場を諦めたのかと疑問を抱かせるばかりだ。
韓国メディアによると、今回シュティーリケ氏とともに引責辞任した李容秀(イ・ヨンス)技術委員長は2014年9月の選任時点で「韓国サッカーを発展に導くのに十分な力量を持つ人物だと判断した」と評価していた。
ところが、中央日報はこの評価に対し、シュティーリケ氏がスペインやドイツなどのクラブチームの監督、スイスやコートジボワールの代表監督などを歴任してきたが、「優勝という顕著な成果を出すことができなかった」ことを弱点に挙げ、「成功できるだろうか」と疑問を呈していた。
その不安を払拭するように、15年に豪州で開催されたアジア・カップで準優勝、東アジア・カップで優勝し、韓国世論は「ゴッド(神)」と称賛し期待感を膨らませた。
だが、ロシアW杯2次予選の頃から監督の傍若無人な行動と発言、成績不振によって代表チーム内には不協和音が生じるようになっていったと韓国のニュースサイトOSENは伝えていた。選手の中には監督の戦術などについて、あからさまに批判する者まで出てきた。
今年3月に中国・長沙で行われた中国戦で0−1で敗れ、更迭論が具体的にささやかれ始めた。
ただ技術委員会は4月、「信頼してほしい」という監督の懇願を受け入れ、続投を決断。韓国メディアには「不安航海を継続することになった」などと懐疑的な意見が出ていた。続投の結果を受け、シュティーリケ氏は従来の代表監督最長在任期間を更新し、2年9カ月も在任することになった。
それは韓国サッカー界に悲嘆を長引かせる結果になり、朝鮮日報はサッカー協会が更迭の時機を逸した側面は否めず、もう少し更迭が早ければ、格下のカタールに33年ぶりに敗れる「『ドーハの悲劇』はなかっただろうかという物足りなさもある」と後悔をにじませた。
W杯アジア最終予選は8試合で4勝1分け3敗で、アウェーでは1分け3敗で一度も勝てなかった。
シュティーリケ監督の戦術の不備だけでなく、当然今の韓国代表にも問題点があるようで、朝鮮日報は「収拾することができるか疑問符がつくほど混沌の状況」だとし、「このままでは危機の波を乗り越えることは容易ではない」と単に監督を変更しただけでは改善されないだろうと指摘した。
それは「(W杯)本大会に進出してもビジョンがない」との批判にもつながり、1次リーグで負けるだろうと諦めムードも漂っていた。
悲観論の渦巻く韓国代表だが、最終予選は残り2戦あり、誰かが指揮を執らなければならない。李技術委員長は「危機管理能力を備え、選手の心をつかむことのできる国内の監督が新たな司令塔となってほしい」と私見を述べた。
というのは、外国人監督が選任された場合、まず韓国内の戦力を把握することから始めなければならず、とても8月31日のイラン戦に間に合わないからだ。
ただ、その監督を決める技術委員会の委員長を先に決めなければ事態は始まらない。まさに非常事態。韓国協会は7月に新監督を選任できるように人選を進めるという。
朝鮮日報は2度の代表監督を経験し、10年南アフリカW杯で韓国人監督して初勝利を挙げ、ベスト16入りさせた許丁茂(ホ・ジョンム)韓国プロサッカー連盟副総裁(62)が有力視されていると報じた。
http://www.sankei.com/premium/news/170622/prm1706220005-n1.html
(>>2以降に続く)