安倍総理大臣は総理大臣官邸でアメリカの新しい駐日大使として着任したウィリアム・ハガティ氏と会談し、北朝鮮情勢をめぐる緊張が高まる中で同盟関係の強化に向けて緊密に連携していくことを確認しました。
安倍総理大臣は18日午後、総理大臣官邸でアメリカの新しい駐日大使として17日、着任したウィリアム・ハガティ氏と会談しました。
この中で安倍総理大臣は「トランプ大統領が最も厚く信頼するハガティ大使が日本の大使に任命されて大変うれしく思う。着任を心から歓迎する」と述べました。
そのうえで安倍総理大臣は「朝鮮半島をめぐる情勢の緊張が高まる中で日米の外務・防衛の閣僚協議、2+2で大変有意義な議論が行われた。日米同盟を強化していくうえでもハガティ大使と緊密に連携していきたい」と述べました。
これに対しハガティ氏は「トランプ大統領は安倍総理大臣に最大の敬意を払っていて、日米同盟は世界最高の同盟だ。安倍総理大臣が率いる日本のチームと私どものチームが連携することで今後さらに強化されるものと思っている」と応じ、同盟関係の強化に向けて緊密に連携していくことを確認しました。
会談のあとハガティ氏は記者団に対し、北朝鮮情勢について「安倍総理大臣とトランプ大統領はこの状況に関する意見を同じくしている。私どもはあらゆる選択肢を慎重に検討したい」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170818/k10011103771000.html