拓殖大学海外事情研究所所長の川上高司氏が8月22日、都内で開かれた世日クラブで講演した。
川上氏は北朝鮮には核放棄の意思はないとし、核問題の解決には「ハードランディングとソフトランディングの二つのシナリオしかない。今、それがどちらに転ぶかという決定的な時期だ」と指摘。
米軍が武力攻撃に踏み切るハードランディングについて、日本の在日米軍基地や主要都市、原発などをターゲットに「北朝鮮から間違いなくミサイルが飛んでくる」として、それを見越して備える必要があると強調した。
一方、ソフトランディングの場合、米朝が国交を回復し、国連軍の解体や在韓米軍が撤退する可能性に言及し、「最悪のシナリオは核を持ち、しかも中国の影響下にある反日朝鮮半島が出来上がる」ことだと警鐘を鳴らした。
さらに、15年後を見据えた日本の戦略として、「自主防衛を考えていかないといけないところにきている」と指摘し、米国に対しては「少なくとも核を持ち込むように、というところまでは言わなくてはいけない」と訴えた。
(講演内容の一部を音声で紹介いたします)
http://www.worldtimes.co.jp/podcast/80237.html
川上氏は北朝鮮には核放棄の意思はないとし、核問題の解決には「ハードランディングとソフトランディングの二つのシナリオしかない。今、それがどちらに転ぶかという決定的な時期だ」と指摘。
米軍が武力攻撃に踏み切るハードランディングについて、日本の在日米軍基地や主要都市、原発などをターゲットに「北朝鮮から間違いなくミサイルが飛んでくる」として、それを見越して備える必要があると強調した。
一方、ソフトランディングの場合、米朝が国交を回復し、国連軍の解体や在韓米軍が撤退する可能性に言及し、「最悪のシナリオは核を持ち、しかも中国の影響下にある反日朝鮮半島が出来上がる」ことだと警鐘を鳴らした。
さらに、15年後を見据えた日本の戦略として、「自主防衛を考えていかないといけないところにきている」と指摘し、米国に対しては「少なくとも核を持ち込むように、というところまでは言わなくてはいけない」と訴えた。
(講演内容の一部を音声で紹介いたします)
http://www.worldtimes.co.jp/podcast/80237.html