インドネシアの西ジャワ州政府は、中国が建設を受注した首都ジャカルタと西ジャワ州バンドンを結ぶ高速鉄道について、土地の収用作業が難航し、工事予定地の収用報告書がまだ約60%しか完成できていないと明らかにした。28日付コラン・テンポが伝えた。
西ジャワ州政府と高速鉄道事業を手掛ける国営企業コンソーシアム(企業連合)ピラル・シネルギー・BUMN・インドネシア(PSBI)は、合計6,786区画の用地に関して収用報告書をまとめることが義務付けられている。現在までに4,040区画について完成、1,128区画が作成中だという。同州住宅定住局のバンバン局長は、西ジャワ州の建設予定地は93%が収用済みと語った。
西ジャワ州政府の担当者は「ブカシとバンドンの両県内以外は、土地収用率が9割を超えている」と強調するが、ブカシ県は68%、バンドン県は70%にそれぞれとどまり、収用が難航している。担当者は両県の建設予定地には私有地が多く、地主が不在の土地も多いためと説明した。
計画では西ジャワ州内で高速鉄道が通過するのは、ブカシ県とブカシ市内、カラワン、プルワカルタ、チマイ市、西バンドン、バンドン県とバンドン市の8行政区にある23地区と95村落となっている。
https://www.nna.jp/news/show/1654454
西ジャワ州政府と高速鉄道事業を手掛ける国営企業コンソーシアム(企業連合)ピラル・シネルギー・BUMN・インドネシア(PSBI)は、合計6,786区画の用地に関して収用報告書をまとめることが義務付けられている。現在までに4,040区画について完成、1,128区画が作成中だという。同州住宅定住局のバンバン局長は、西ジャワ州の建設予定地は93%が収用済みと語った。
西ジャワ州政府の担当者は「ブカシとバンドンの両県内以外は、土地収用率が9割を超えている」と強調するが、ブカシ県は68%、バンドン県は70%にそれぞれとどまり、収用が難航している。担当者は両県の建設予定地には私有地が多く、地主が不在の土地も多いためと説明した。
計画では西ジャワ州内で高速鉄道が通過するのは、ブカシ県とブカシ市内、カラワン、プルワカルタ、チマイ市、西バンドン、バンドン県とバンドン市の8行政区にある23地区と95村落となっている。
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