自由韓国党革新委員会が朴槿恵(パク・クネ)前大統領を秋夕(チュソク)前に離党させることで多数の意見を集約したと朝鮮日報が2日に報道した。革新委員会は今週にも除名方針を議決で決める予定という。
革新委員会は1日にリュ・ソクチュン委員長主宰で会議を開き、こうした内容で朴前大統領除名の方針の方向を固めたという。同紙は革新委員会関係者の話として、「朴前大統領が弾劾事態を招き党に莫大な被害をもたらしただけに責任を問うことは避けられない。こうした意見に多数の委員が同意した」と伝えた。
革新委員会が検討する朴前大統領除名案は2種類だ。まず朴前大統領に自主的に離党を勧めた上で、これを受け入れない時に除名するもので、2番目は朴前大統領本人の意向を問わず即時除名措置とする案だ。
革新委員会関係者は「本人の意見を聞かずに除名措置を取れば、厳重な政治的責任を問う措置を取ったというイメージを大衆に与えられるとみる」と話した。
7月に発足した自由韓国党革新委員会は、初期には朴前大統領に対する党除名に微温的な態度だった。だが、李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長が1審で懲役5年を宣告されて気流が変わったという。
洪準杓(ホン・ジュンピョ)代表の側近も「朴前大統領の党除名を反対するのは責任を避けようとする態度とみられるほかない。党除名措置は正面突破すべき」と強調した。
http://japanese.joins.com/article/973/232973.html
朴槿恵前大統領(最前列左、写真=共同取材団)