韓国北東部の江原道(カンウォンド)は、来年2月に平昌(ピョンチャン)冬季五輪が開催される注目エリア。その魅力に触れたいと、韓国観光公社のツアーに参加した。【大庭大輔】
まず赴いたのは襄陽(ヤンヤン)。福岡からの最短ルート、コリアエクスプレスエアの北九州空港−襄陽国際空港の直行便に乗れば約1時間半と、まさに「ひとっ飛び」の手軽さだ。
1300年以上の歴史を持つ市内の寺「洛山寺(ナクサンサ)」に足を延ばし、巨大な観音菩薩(ぼさつ)像に目を奪われる。海に面したロケーションも素晴らしく、美しい海にも見入ってしまった。この後、街での食事で登場したのはマツタケをふんだんに使った料理の数々。襄陽は韓国最大のマツタケ産地で、地元の食も満喫できた。
五輪の舞台となる土地も巡った。スケート種目の主会場となる江陵(カンヌン)で「平昌冬季オリンピック広報館」を訪問。ボブスレーやスノーボードの4D体験施設で、競技の迫力をたっぷり感じた。
江陵はまた、2000年ごろからカフェやコーヒー工場が増え始め、「コーヒー都市」ともいわれている。その象徴の「安木(アンモッ)海岸コーヒー通り」には20以上のカフェが並ぶ。海を見ながら一息つくのも、ぜいたくな旅の過ごし方だろう。
スキー種目の主会場となる平昌では「平昌アルペンシアスキージャンプタワー」が見どころ。ケーブルカーでジャンプ台やカフェ併設の展望台に昇れ、一足早く五輪の雰囲気に浸れた。
江原道はもともと韓国内でリゾート地として人気は高いが、五輪をきっかけに国外からも注目が集まっている。首都ソウルと直結する高速道路があり、12月には高速鉄道も開通する予定。今、韓国を訪れるなら、江原道がおすすめだ。
〔福岡都市圏版〕
https://mainichi.jp/articles/20170928/ddl/k40/040/345000c
洛山寺の観音菩薩像
まず赴いたのは襄陽(ヤンヤン)。福岡からの最短ルート、コリアエクスプレスエアの北九州空港−襄陽国際空港の直行便に乗れば約1時間半と、まさに「ひとっ飛び」の手軽さだ。
1300年以上の歴史を持つ市内の寺「洛山寺(ナクサンサ)」に足を延ばし、巨大な観音菩薩(ぼさつ)像に目を奪われる。海に面したロケーションも素晴らしく、美しい海にも見入ってしまった。この後、街での食事で登場したのはマツタケをふんだんに使った料理の数々。襄陽は韓国最大のマツタケ産地で、地元の食も満喫できた。
五輪の舞台となる土地も巡った。スケート種目の主会場となる江陵(カンヌン)で「平昌冬季オリンピック広報館」を訪問。ボブスレーやスノーボードの4D体験施設で、競技の迫力をたっぷり感じた。
江陵はまた、2000年ごろからカフェやコーヒー工場が増え始め、「コーヒー都市」ともいわれている。その象徴の「安木(アンモッ)海岸コーヒー通り」には20以上のカフェが並ぶ。海を見ながら一息つくのも、ぜいたくな旅の過ごし方だろう。
スキー種目の主会場となる平昌では「平昌アルペンシアスキージャンプタワー」が見どころ。ケーブルカーでジャンプ台やカフェ併設の展望台に昇れ、一足早く五輪の雰囲気に浸れた。
江原道はもともと韓国内でリゾート地として人気は高いが、五輪をきっかけに国外からも注目が集まっている。首都ソウルと直結する高速道路があり、12月には高速鉄道も開通する予定。今、韓国を訪れるなら、江原道がおすすめだ。
〔福岡都市圏版〕
https://mainichi.jp/articles/20170928/ddl/k40/040/345000c
洛山寺の観音菩薩像