【ソウル聯合ニュース】韓国と米国は28日、ソウルで定例安保協議(SCM)を開いた。協議後、韓国の宋永武(ソン・ヨンム)国防部長官は共同記者会見で、「米国の拡大抑止の実行力を向上させるため、米国の戦略資産(兵器)の巡回配備を拡大し、多様な抑止策について協力を強化していくことで一致した」と述べた。
宋氏は「両国は北の無謀な挑発行為を強く批判し、北の非核化達成のための韓米両国の外交努力を強固な韓米合同防衛態勢で強力に後押ししていくことにした」と表明。
また、米軍から韓国軍への有事作戦統制権移管に関し、「条件と時期を考慮し、移管が早期に可能になるよう、来年のSCMまで移管計画を共同で発展させることにした」として、「現在の合同防衛態勢を一層強固に発展させる方向で移管を推進するという原則で合意した」と明らかにした。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2017/10/28/0200000000AJP20171028000100882.HTML
【ソウル聯合ニュース】韓国の宋永武(ソン・ヨンム)国防部長官と米国のマティス国防長官は28日、ソウルで定例安保協議(SCM)を開き、核・ミサイル挑発を続ける北朝鮮に強い警告を発した。
文在寅(ムン・ジェイン)政権が推進している米軍から韓国軍への有事作戦統制権の早期移管については、米国側が積極的に協力する意思を示し、両国の首脳が合意したミサイル弾頭重量制限の解除を「最も早い時期」に履行することにしたことは成果として挙げられる。
韓国国防部は今回のSCMを通じ、「外交的、経済的制裁と圧力を最大限強化し、北の非核化措置をけん引しながら、韓米同盟の強力な軍事能力と態勢を維持し、こうした努力を後押しすることにした」と説明した。
共同声明に「両国首脳が合意した朝鮮半島と朝鮮半島周辺に対する米戦力資産(兵器)の巡回配備の拡大とリンクし、米海軍と空軍の戦略資産の朝鮮半島展開頻度と水準が高まっていることに注目する」との内容が盛り込まれたことに関しては、「宋長官の巡回配備拡大要請を(米国側が)受け入れたという意味」と強調した。
国防部関係者は「今年の(米)戦略兵器の展開は昨年の2倍」と説明した。
両国は来年10月に米ワシントンで開催される次回のSCMまで、有事作戦統制権の移管計画を補完する方針だ。来年のSCMで韓国軍が有事作戦統制権を行使できる条件を整えたかを評価するとみられる。
国防部は「両国は韓国軍の最先端の兵器獲得と開発のために緊密に協力していくことにした」とし、有事作戦統制権行使のために必要な多数の米国製兵器を購入する計画を示唆した。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2017/10/28/0200000000AJP20171028000300882.HTML
北朝鮮 「米韓同盟の敵手にならない」=米国防長官
【ソウル聯合ニュース】韓国と米国は28日、ソウルで定例安保協議(SCM)を開いた。協議後、米国のマティス国防長官は共同記者会見で、米軍から韓国軍への有事作戦統制権移管について、「米国の立場は一貫している」として、「韓国を積極的に支援することを約束する」と述べた。
また、北朝鮮問題と関連し、「米国や同盟国に対するいかなる攻撃も撃退される」として、「北朝鮮による核使用は大量的かつ効果的、圧倒的、軍事的な対応に直面する」と警告。「北朝鮮は決して誤解してはならない。北朝鮮は米韓同盟の敵手にならない」と強調した。
その上で、「米国は核武装した北朝鮮を受け入れない」として、「こうした状況で最も有用な方法は外交的な解決策だが、外交努力が成功するためには信頼できる軍事的な能力があってから可能になる」と表明。
「金正恩(キム・ジョンウン)体制は域内の安定を害し、平和を害している」とし、「こうした脅威は韓国に(解決が)急がれる問題として台頭しており、軍事的な選択肢を考慮できる。軍事的な選択肢は保有している」と述べた。
朝鮮半島情勢に関しては、「今年初めに訪韓した際と比べ、北朝鮮の脅威がさらに高まった印象を受けた」との認識を示した。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2017/10/28/0200000000AJP20171028000200882.HTML
宋氏は「両国は北の無謀な挑発行為を強く批判し、北の非核化達成のための韓米両国の外交努力を強固な韓米合同防衛態勢で強力に後押ししていくことにした」と表明。
また、米軍から韓国軍への有事作戦統制権移管に関し、「条件と時期を考慮し、移管が早期に可能になるよう、来年のSCMまで移管計画を共同で発展させることにした」として、「現在の合同防衛態勢を一層強固に発展させる方向で移管を推進するという原則で合意した」と明らかにした。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2017/10/28/0200000000AJP20171028000100882.HTML
【ソウル聯合ニュース】韓国の宋永武(ソン・ヨンム)国防部長官と米国のマティス国防長官は28日、ソウルで定例安保協議(SCM)を開き、核・ミサイル挑発を続ける北朝鮮に強い警告を発した。
文在寅(ムン・ジェイン)政権が推進している米軍から韓国軍への有事作戦統制権の早期移管については、米国側が積極的に協力する意思を示し、両国の首脳が合意したミサイル弾頭重量制限の解除を「最も早い時期」に履行することにしたことは成果として挙げられる。
韓国国防部は今回のSCMを通じ、「外交的、経済的制裁と圧力を最大限強化し、北の非核化措置をけん引しながら、韓米同盟の強力な軍事能力と態勢を維持し、こうした努力を後押しすることにした」と説明した。
共同声明に「両国首脳が合意した朝鮮半島と朝鮮半島周辺に対する米戦力資産(兵器)の巡回配備の拡大とリンクし、米海軍と空軍の戦略資産の朝鮮半島展開頻度と水準が高まっていることに注目する」との内容が盛り込まれたことに関しては、「宋長官の巡回配備拡大要請を(米国側が)受け入れたという意味」と強調した。
国防部関係者は「今年の(米)戦略兵器の展開は昨年の2倍」と説明した。
両国は来年10月に米ワシントンで開催される次回のSCMまで、有事作戦統制権の移管計画を補完する方針だ。来年のSCMで韓国軍が有事作戦統制権を行使できる条件を整えたかを評価するとみられる。
国防部は「両国は韓国軍の最先端の兵器獲得と開発のために緊密に協力していくことにした」とし、有事作戦統制権行使のために必要な多数の米国製兵器を購入する計画を示唆した。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2017/10/28/0200000000AJP20171028000300882.HTML
北朝鮮 「米韓同盟の敵手にならない」=米国防長官
【ソウル聯合ニュース】韓国と米国は28日、ソウルで定例安保協議(SCM)を開いた。協議後、米国のマティス国防長官は共同記者会見で、米軍から韓国軍への有事作戦統制権移管について、「米国の立場は一貫している」として、「韓国を積極的に支援することを約束する」と述べた。
また、北朝鮮問題と関連し、「米国や同盟国に対するいかなる攻撃も撃退される」として、「北朝鮮による核使用は大量的かつ効果的、圧倒的、軍事的な対応に直面する」と警告。「北朝鮮は決して誤解してはならない。北朝鮮は米韓同盟の敵手にならない」と強調した。
その上で、「米国は核武装した北朝鮮を受け入れない」として、「こうした状況で最も有用な方法は外交的な解決策だが、外交努力が成功するためには信頼できる軍事的な能力があってから可能になる」と表明。
「金正恩(キム・ジョンウン)体制は域内の安定を害し、平和を害している」とし、「こうした脅威は韓国に(解決が)急がれる問題として台頭しており、軍事的な選択肢を考慮できる。軍事的な選択肢は保有している」と述べた。
朝鮮半島情勢に関しては、「今年初めに訪韓した際と比べ、北朝鮮の脅威がさらに高まった印象を受けた」との認識を示した。
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