ボーイングの最新鋭機が相次いで墜落して運航を停止していることに対し、中国の業界団体は損失を640億円以上と試算し、ボーイングに対応を求めました。
中国の航空会社41社が加盟する中国航空運輸協会は声明で「国内の航空会社13社がボーイング737MAX96機を運航し、さらに130機余りが導入される予定だった。
中国が最大のユーザーで、最大の被害者だ」と指摘しました。来月末までに全体で日本円にして640億円前後の損害が出ると試算しています。中国では、すでに11社がボーイングに対して損害賠償を求めています。貿易摩擦が過熱するなか、一連の対応はアメリカへの対抗措置との見方もあります。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000155419.html