(台北中央社)台湾旅行中、香港の民主化運動を支持するメモなどを貼り付けた「レノンウオール」を破壊したとして、中国人の男(35)が強制退去処分となった。内政部(内務省)移民署が28日、明らかにした。男は両岸(台湾と中国)間の交流のあり方を定めた「両岸人民関係条例」に基づいて同日夜に出境。今後5年間、台湾への再入境が禁止される。
男は27日、中部・台中市内で、地下道に設けられたレノンウオールのポスターなどを勝手に撤去したとして、台湾台中地方検察署(地検)に送検された。地検は28日、反省しているとの理由で男を起訴猶予とし、慈善団体への寄付や法の支配に関する講習の受講などを命じていた。
移民署は、中国人の訪台を歓迎するが、政府は民主主義や自由を悪意の下に破壊する行為を決して許さないとの立場を示した。
(黄麗芸/編集:塚越西穂)
http://japan.cna.com.tw/news/asoc/201910290008.aspx
中央社フォーカス台湾 2019/10/29 19:17
レノンウオール破壊で強制退去処分となった中国籍の男(マスク姿の男)=移民署提供
男は27日、中部・台中市内で、地下道に設けられたレノンウオールのポスターなどを勝手に撤去したとして、台湾台中地方検察署(地検)に送検された。地検は28日、反省しているとの理由で男を起訴猶予とし、慈善団体への寄付や法の支配に関する講習の受講などを命じていた。
移民署は、中国人の訪台を歓迎するが、政府は民主主義や自由を悪意の下に破壊する行為を決して許さないとの立場を示した。
(黄麗芸/編集:塚越西穂)
http://japan.cna.com.tw/news/asoc/201910290008.aspx
中央社フォーカス台湾 2019/10/29 19:17
レノンウオール破壊で強制退去処分となった中国籍の男(マスク姿の男)=移民署提供