(台北中央社)中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)のスマートフォン3機種が台湾を「中国台湾」と表示することが判明したのを受け、通信や放送事業を監督する国家通訊伝播委員会(NCC)は14日、通信大手5社や代理店に3機種の販売停止を求めた。
問題の機種はP30、P30 Pro、Nova 5T。ソフトウエア更新後、台湾に関する表記が「中国台湾」に変わったことが13日に伝えられ、物議を醸していた。これを受けてNCCは同日、事実と異なる表記は国家の尊厳を損ねるとして、元に戻すよう業者に要求していた。
NCCの蕭祈宏報道官は、表示が正常に戻るまでは3機種の販売を禁じるよう、14日午前までに通信大手や代理店に書面で通達したとしている。
(呉柏緯/編集:塚越西穂)
http://japan.cna.com.tw/news/asoc/201911150007.aspx
中央社フォーカス台湾 2019/11/15 19:09