【ソウル=名村隆寛】韓国総選挙(定数300、小選挙区253、比例代表区47、任期4年)は15日、投票が行われ、即日開票される。選挙は任期後半に入った文在寅(ムン・ジェイン)政権への審判と位置付けで、左派系与党「共に民主党」(現有120議席)が保守系最大野党「未来統合党」(同92議席)に対し優勢な状況が続いている。
「共に民主党」は系列政党と合わせて計129議席で、「未来統合党」と系列政党の計112を上回る。小選挙区では、半数近くの121議席を占めるソウル首都圏の票の動向が勝敗を左右しそうだ。
選挙は新型コロナウイルスの感染拡大の中で行われるが、文政権の対応への評価は高い。世論調査会社「韓国ギャラップ」の10日の発表によると、「共に民主党」の支持率は44%で、23%の「未来統合党」を引き離し、与党系は過半数の議席を獲得しそうな勢いだ。
選挙は2年後に行われる次期大統領選の前哨戦の色合いも濃い。与野党の次期大統領有力候補とされる「共に民主党」の李洛淵(イ・ナギョン)前首相と「未来統合党」の党首、黄教安(ファン・ギョアン)元首相はソウル鍾路(チョンノ)の選挙区で激突し、世論調査などによると、李氏がリードしている。
https://www.sankei.com/world/news/200414/wor2004140032-n1.html
産経ニュース 2020.4.14 18:54
「共に民主党」は系列政党と合わせて計129議席で、「未来統合党」と系列政党の計112を上回る。小選挙区では、半数近くの121議席を占めるソウル首都圏の票の動向が勝敗を左右しそうだ。
選挙は新型コロナウイルスの感染拡大の中で行われるが、文政権の対応への評価は高い。世論調査会社「韓国ギャラップ」の10日の発表によると、「共に民主党」の支持率は44%で、23%の「未来統合党」を引き離し、与党系は過半数の議席を獲得しそうな勢いだ。
選挙は2年後に行われる次期大統領選の前哨戦の色合いも濃い。与野党の次期大統領有力候補とされる「共に民主党」の李洛淵(イ・ナギョン)前首相と「未来統合党」の党首、黄教安(ファン・ギョアン)元首相はソウル鍾路(チョンノ)の選挙区で激突し、世論調査などによると、李氏がリードしている。
https://www.sankei.com/world/news/200414/wor2004140032-n1.html
産経ニュース 2020.4.14 18:54