米国で中古車を対象に行われた調査において、トヨタなど日本車が高い潜在寿命を持つことが明らかになった。韓国車の評価はいかに?
(参考記事:韓国現代自動車、米国でのリコール台数が海外系1位に…ホンダの10倍超)
https://korea-economics.jp/posts/23010903/
米国自動車評価機関「アイシーカー」(iSeeCars)は、発売から10年経った中古車200万台以上を対象に分析を行い、セダン・ハッチバック、SUV、ピックアップトラックなど部門別の耐久性評価ランキングを発表した。
当該調査結果:https://www.iseecars.com/car-lifespan-study
セダン・ハッチバック部門の1位はトヨタ・アバロンだった。 アバロンの潜在寿命(Potential Lifespan)は24万5710マイル、KM換算で39万5432キロに達した。(以後、全てKM)
同部門の2位は米国シボレー・インパラ(37万701キロ)だった。 続いて3位にホンダ・アコード(36万3982㎞)、4位にトヨタ・カムリ(35万9284㎞)、5位にレクサス・GS350(33万4412㎞)が入った。トップ10のうちトヨタ車が3車種、レクサスが2車種入るなど、トヨタグループ勢がこの部門を席巻。さらにホンダも3車種、マツダも1車種がランクインするなど、日本勢2位以外のトップ10を独占した。
SUV部門は1位・2位ともにトヨタだった。1位はトヨタの大型SUVセコイアが、2位にはランドクルーザーがランクインした。潜在寿命はそれぞれ47万7185㎞、45万996㎞だった。3~5位はシボレー・サバーバン(42万7654㎞)、4位にはGMC・ユーコンXL(40万6134㎞)、5位にはシボレー・タホ(40万2880㎞)が入った。
この部門は米国車が上位に目立ったが、6位と8位にもトヨタ車が入るなど、やはりトヨタの耐久性が目立った。韓国車は現代自動車のサンタフェが20位(33万2165km)に入っている。
ピックアップトラック部門でもトヨタが1位になった。トヨタ・タンドラは41万2027キロで最も寿命の長いピックアップトラックと評価された。 続いて2位にはホンダ・リッジライン(40万194km)、3位にトヨタ・タコマ(37万8308km)、4位に日産・タイタン(37万5452km)、5位にフォードF150(37万4414km)がランクインした。日産のフロンティアも9位に入っており、この部門で日本勢は5車種が入った。
アイシーカーはピックアップトラックについて「最も過酷な使用環境に置かれることが多い」と指摘しているが、このように最も耐久性が試されるモデルにおいて、日本勢が上位を占めているところはさすがだ。
韓国勢はミニバン部門で起亜自動車のセドナが4位、ハイブリッド部門で同じく起亜のオプティマ(6位)と現代自動車のソナラハイブリッド(5位)がランクインした以外は上位に入れなかった。
一方で、トヨタは電気自動車以外の全ての部門で1位を占めるなど、車の耐久度で高い評価を得ている。
KOREA ECONOMICS 2023年1月23日
https://korea-economics.jp/posts/23012304/
(参考記事:韓国現代自動車、米国でのリコール台数が海外系1位に…ホンダの10倍超)
https://korea-economics.jp/posts/23010903/
米国自動車評価機関「アイシーカー」(iSeeCars)は、発売から10年経った中古車200万台以上を対象に分析を行い、セダン・ハッチバック、SUV、ピックアップトラックなど部門別の耐久性評価ランキングを発表した。
当該調査結果:https://www.iseecars.com/car-lifespan-study
セダン・ハッチバック部門の1位はトヨタ・アバロンだった。 アバロンの潜在寿命(Potential Lifespan)は24万5710マイル、KM換算で39万5432キロに達した。(以後、全てKM)
同部門の2位は米国シボレー・インパラ(37万701キロ)だった。 続いて3位にホンダ・アコード(36万3982㎞)、4位にトヨタ・カムリ(35万9284㎞)、5位にレクサス・GS350(33万4412㎞)が入った。トップ10のうちトヨタ車が3車種、レクサスが2車種入るなど、トヨタグループ勢がこの部門を席巻。さらにホンダも3車種、マツダも1車種がランクインするなど、日本勢2位以外のトップ10を独占した。
SUV部門は1位・2位ともにトヨタだった。1位はトヨタの大型SUVセコイアが、2位にはランドクルーザーがランクインした。潜在寿命はそれぞれ47万7185㎞、45万996㎞だった。3~5位はシボレー・サバーバン(42万7654㎞)、4位にはGMC・ユーコンXL(40万6134㎞)、5位にはシボレー・タホ(40万2880㎞)が入った。
この部門は米国車が上位に目立ったが、6位と8位にもトヨタ車が入るなど、やはりトヨタの耐久性が目立った。韓国車は現代自動車のサンタフェが20位(33万2165km)に入っている。
ピックアップトラック部門でもトヨタが1位になった。トヨタ・タンドラは41万2027キロで最も寿命の長いピックアップトラックと評価された。 続いて2位にはホンダ・リッジライン(40万194km)、3位にトヨタ・タコマ(37万8308km)、4位に日産・タイタン(37万5452km)、5位にフォードF150(37万4414km)がランクインした。日産のフロンティアも9位に入っており、この部門で日本勢は5車種が入った。
アイシーカーはピックアップトラックについて「最も過酷な使用環境に置かれることが多い」と指摘しているが、このように最も耐久性が試されるモデルにおいて、日本勢が上位を占めているところはさすがだ。
韓国勢はミニバン部門で起亜自動車のセドナが4位、ハイブリッド部門で同じく起亜のオプティマ(6位)と現代自動車のソナラハイブリッド(5位)がランクインした以外は上位に入れなかった。
一方で、トヨタは電気自動車以外の全ての部門で1位を占めるなど、車の耐久度で高い評価を得ている。
KOREA ECONOMICS 2023年1月23日
https://korea-economics.jp/posts/23012304/