女性の性と生理にフォーカスした新売り場を大丸梅田店がオープン
スタッフの“生理中バッジ”も導入
大丸梅田店は22日、“女性のリズムに寄り添う”新ゾーン「ミチカケ(MICHIKAKE)」を5階に開く。
生理日予測アプリの「ルナルナ」と協業し、同アプリが分析する女性のリズムである「ブルー期(生理中)」「キラキラ期(生理後)」「ゆらゆら期(不安定な時期)」「どんより期(生理前)」の4つの周期に合わせた商品を提案する。
体調や生理など女性特有の深層的な悩みに寄り添う従来の百貨店の提案になかった斬新なアイデアを取り入れている。
もともと婦人服のヤングゾーン「うふふガールズ」が入っていた約893平方メートルのスペースに、下着や生理用品、漢方、ハーブティー、サプリ、セルフプレジャーアイテム(女性向けのアダルトグッズ)、寝具、コスメなどの日本初出店7ブランド、関西初の4ブランドを含む18ブランドの17店舗が出店。
イベントスペースも設け、随時ポップアップショップやトークショーなどを仕掛けていく。
初出店ブランドとして出店するテンガの女性向けセルフプレジャーブランド「イロハ(IROHA)」はバイブレーターやデリケートゾーンのケア製品など扱う。
1996年からラブグッズの輸入卸を行うラブピースクラブによる日本初のフェムテック専門店「ムーンド バイ エルピーシー(MOOND BY LPC)」は同社が代理店を務める台湾発の経血吸水パンツ「ムーンパンツ(MOON PANTS)」や月経カップなどをそろえている。
また美容脱毛サロン「ミュゼプラチナム」の「ミュゼショップ(MUSEE SHOP)」ではオリジナルの光脱毛器やスキンケア製品などを販売する。
大丸梅田店の今津貴博店長は同売り場について「百貨店はオワコンと言われて久しい。
今大きなトレンドや流行がなくなってきている中、価値観が定まったマーケットでの競争を繰り返している。
それが今百貨店が面白くなくなってしまった原因だ。
日本では女性の性と生理は”触れてはいけないこと”という風潮があり、全てのお客さまが肯定的に受け入れられるものではないが、昨今のフェムテックブームの広がりもあり、その価値観は若い人を中心に変わりつつある。
大げさなことを言うが、女性のデリケートな悩みのソリューションとなる売り場となり、市場に寄与できるのではないかとワクワクしている」と説明した。
売り場のオープンを記念したトークショーでは、お笑い芸人のハイヒール・モモコや「ルナルナ」事業部長の日根麻綾エムティーアイ執行役員、「イロハ」の西野芙美テンガ広報チームマネジャー、「デイリリー」の小林百絵CEOが生理をテーマに語り合った。
「生理や体の悩みを誰かに相談できるか」という質問に対して、ハイヒール・モモコは「常にオープンにして、スタイリストや共演者にも話をするようにしている。長丁場の仕事場では衣装を汚してしまい、買い取った経験もある。生理について話すことを好まない人もいるが、もっとオープンになっていくべきだ」と明かした。
同売り場は10月15日からは売り場のコンセプトに合わせて、同店のスタッフが生理中であることを示す“生理バッジ”を試験的に導入している。
社内や来店客とのコミュニケーションツールを目的にしている。
オープン前から生理を擬人化した人気漫画「生理ちゃん」とコラボレーション企画を行い、オリジナル漫画の配信や、オリジナルグッズを販売するポップアップショップを出店してきた。
23日には作者の小山健のサイン会を行う。
スタッフの“生理中バッジ”も導入
大丸梅田店は22日、“女性のリズムに寄り添う”新ゾーン「ミチカケ(MICHIKAKE)」を5階に開く。
生理日予測アプリの「ルナルナ」と協業し、同アプリが分析する女性のリズムである「ブルー期(生理中)」「キラキラ期(生理後)」「ゆらゆら期(不安定な時期)」「どんより期(生理前)」の4つの周期に合わせた商品を提案する。
体調や生理など女性特有の深層的な悩みに寄り添う従来の百貨店の提案になかった斬新なアイデアを取り入れている。
もともと婦人服のヤングゾーン「うふふガールズ」が入っていた約893平方メートルのスペースに、下着や生理用品、漢方、ハーブティー、サプリ、セルフプレジャーアイテム(女性向けのアダルトグッズ)、寝具、コスメなどの日本初出店7ブランド、関西初の4ブランドを含む18ブランドの17店舗が出店。
イベントスペースも設け、随時ポップアップショップやトークショーなどを仕掛けていく。
初出店ブランドとして出店するテンガの女性向けセルフプレジャーブランド「イロハ(IROHA)」はバイブレーターやデリケートゾーンのケア製品など扱う。
1996年からラブグッズの輸入卸を行うラブピースクラブによる日本初のフェムテック専門店「ムーンド バイ エルピーシー(MOOND BY LPC)」は同社が代理店を務める台湾発の経血吸水パンツ「ムーンパンツ(MOON PANTS)」や月経カップなどをそろえている。
また美容脱毛サロン「ミュゼプラチナム」の「ミュゼショップ(MUSEE SHOP)」ではオリジナルの光脱毛器やスキンケア製品などを販売する。
大丸梅田店の今津貴博店長は同売り場について「百貨店はオワコンと言われて久しい。
今大きなトレンドや流行がなくなってきている中、価値観が定まったマーケットでの競争を繰り返している。
それが今百貨店が面白くなくなってしまった原因だ。
日本では女性の性と生理は”触れてはいけないこと”という風潮があり、全てのお客さまが肯定的に受け入れられるものではないが、昨今のフェムテックブームの広がりもあり、その価値観は若い人を中心に変わりつつある。
大げさなことを言うが、女性のデリケートな悩みのソリューションとなる売り場となり、市場に寄与できるのではないかとワクワクしている」と説明した。
売り場のオープンを記念したトークショーでは、お笑い芸人のハイヒール・モモコや「ルナルナ」事業部長の日根麻綾エムティーアイ執行役員、「イロハ」の西野芙美テンガ広報チームマネジャー、「デイリリー」の小林百絵CEOが生理をテーマに語り合った。
「生理や体の悩みを誰かに相談できるか」という質問に対して、ハイヒール・モモコは「常にオープンにして、スタイリストや共演者にも話をするようにしている。長丁場の仕事場では衣装を汚してしまい、買い取った経験もある。生理について話すことを好まない人もいるが、もっとオープンになっていくべきだ」と明かした。
同売り場は10月15日からは売り場のコンセプトに合わせて、同店のスタッフが生理中であることを示す“生理バッジ”を試験的に導入している。
社内や来店客とのコミュニケーションツールを目的にしている。
オープン前から生理を擬人化した人気漫画「生理ちゃん」とコラボレーション企画を行い、オリジナル漫画の配信や、オリジナルグッズを販売するポップアップショップを出店してきた。
23日には作者の小山健のサイン会を行う。