異世界転生系大衆娯楽小説『ある日俺はふと立ち寄った本屋で手に取った本を読んで我が目を疑った。「この本の主人公、俺の前世と全く
異世界転生主人公「!!」
異世界転生主人公(ここに書かれているのは俺なのか?じゃあ俺の物語が、未来が書かれているのか?それを俺が読んでいいのか?)
異世界転生系大衆娯楽小説『俺は続きを読むべきか迷った。もし俺の仮説が正しければこの本は俺の未来が記述されていることになるのだ』
異世界転生主人公「駄目だ!読まない!読んだらいけない気がする!」
異世界転生主人公「……買っちゃった」ぺらっ
異世界転生系大衆娯楽小説『一度は棚に戻したもののしかし好奇心には勝てず(『好奇心猫を殺す』というが俺は猫だろうか)
丁寧にカバーがかけられた異世界転生系大衆娯楽小説を鞄から取り出しておそるおそるページをめくっていく。ここだ。俺の現在。
ここから先は俺がこれから体験するであろう未来が記されているはずだ。心臓が早鐘を打つ。興奮か、はたまた恐怖ゆえだろうか』
異世界転生主人公「……」ゴクリ
俺「いいから早く先読め」ぱらららら!
異世界転生主人公「わっ!誰だよお前!」
俺「おっエロ展開。おまえ異世界ヒロインにタジタジじゃん」
異世界転生主人公「えっ!?異世界ヒロインにタジタジ!?」
俺「ちょっと借りる」ガチャバダン
異世界転生主人公「俺と異世界ヒロインが…?」
異世界ヒロイン「異世界転生主人公!ちょっと話があるんだけど!」
異世界転生主人公(よく見るとかわいいな)
異世界ヒロイン「なによ人の顔ジロジロ見て」
俺「うっ」おわり
異世界転生主人公「!!」
異世界転生主人公(ここに書かれているのは俺なのか?じゃあ俺の物語が、未来が書かれているのか?それを俺が読んでいいのか?)
異世界転生系大衆娯楽小説『俺は続きを読むべきか迷った。もし俺の仮説が正しければこの本は俺の未来が記述されていることになるのだ』
異世界転生主人公「駄目だ!読まない!読んだらいけない気がする!」
異世界転生主人公「……買っちゃった」ぺらっ
異世界転生系大衆娯楽小説『一度は棚に戻したもののしかし好奇心には勝てず(『好奇心猫を殺す』というが俺は猫だろうか)
丁寧にカバーがかけられた異世界転生系大衆娯楽小説を鞄から取り出しておそるおそるページをめくっていく。ここだ。俺の現在。
ここから先は俺がこれから体験するであろう未来が記されているはずだ。心臓が早鐘を打つ。興奮か、はたまた恐怖ゆえだろうか』
異世界転生主人公「……」ゴクリ
俺「いいから早く先読め」ぱらららら!
異世界転生主人公「わっ!誰だよお前!」
俺「おっエロ展開。おまえ異世界ヒロインにタジタジじゃん」
異世界転生主人公「えっ!?異世界ヒロインにタジタジ!?」
俺「ちょっと借りる」ガチャバダン
異世界転生主人公「俺と異世界ヒロインが…?」
異世界ヒロイン「異世界転生主人公!ちょっと話があるんだけど!」
異世界転生主人公(よく見るとかわいいな)
異世界ヒロイン「なによ人の顔ジロジロ見て」
俺「うっ」おわり