今の30〜40代非正規を待つ「極貧」老後の超不安
(前略)
◆30〜40代の未納率は40%前後
むしろ気になるのは、中年世代(特に30歳代と40歳代)の未納率40%前後の高さである。
厚生年金制度に加入していない人なら国民年金制度には加入して、しっかり保険料を納付しておいて老後の所得を確保しておきたいのであるが、かなりの人が納付していないのである。
所得が低い人とか、それのない人が多いので、生活が苦しくて保険料を納付できないのであろう。
高齢者になる間際に保険料を払い始めても、納入期間が短いので、年金給付の額が低く抑えられることを覚悟せねばならない。
第1号被保険者の場合には無業の人の他に自営業者が圧倒的に多いので、老後は年金に頼らずに自分の蓄積した貯金で十分に暮らしていける人もいる。
しかし、自営業者(特に農業や小商店など)の所得は変動があるし、平均して所得は高額でないので、貯蓄額は一部を除いてそう多額ではなく、そういう人が高齢者になったときの生活は楽ではない。
若年・中年のときにできるだけ貯蓄に励んで老後に備えるか、できるだけ国民年金の保険料を払い続けて、老後の年金給付を確実にしたい。
つずき
https://news.livedoor.com/article/detail/18861348/