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2017/05/31(水) 15:28:11.10ID:CAP_USER5月31日 15時03分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170531/k10011001411000.html
アフガニスタンの首都カブールにあるドイツ大使館の近くで31日、大きな爆発があり、これまでに9人が死亡し、84人がけがをしました。近くにある日本大使館でも窓ガラスが割れて日本人2人が軽いけがをしました。
アフガニスタンのカブール中心部にあるドイツ大使館の近くで31日午前8時半ごろ(日本時間の午後1時ごろ)、大きな爆発がありました。アフガニスタン保健省によりますとこれまでに9人が死亡し、84人がけがをしたということです。
また、ドイツ大使館から100メートルほど離れた日本大使館によりますと、この爆発の衝撃で、大使館の窓ガラスが割れて中にいた大使館員など日本人2人が軽いけがをしたということです。2人は命に別状がなく、ほかの職員は大使館の中にとどまっていて無事だということです。
この爆発で現場周辺にあるインド大使館のほか、アフガニスタンの外務省や銀行など多くの建物で窓ガラスが割れるなどの被害が出たということです。ロイター通信は、自動車に積まれた爆弾が爆発したと伝えていて、現地からの映像では、建ち並ぶ建物の間から黒い煙が立ち上っているのが確認できます。
現場は各国の大使館やアフガニスタンの政府機関が集まっている地区でふだんから厳重な警備が敷かれ、一般の人の立ち入りは厳しく制限されています。
●ほかの日本人全員の安全を確認
外務省によりますと、カブールにある日本大使館から、爆発による被害の連絡があったのは日本時間の午後1時ごろで、日本人職員2人が軽いけがをし、爆発によって大使館の窓ガラスが割れたということです。
外務省は、現地の大使館と連絡を取りながら、職員のけがの状態や大使館の破損の程度など詳細の確認を進めるとともに、爆発がテロによるものかどうかについても、情報収集を行っています。
また、アフガニスタンに滞在しているこのほかの日本人全員の安全を確認したということです。
●インド大使館の建物にも被害
インド外務省によりますと、爆発はインド大使館から50メートルほど離れたところで起きて、インド大使館の建物の一部に被害が出たものの、職員にけがはなかったということです。
爆発が起きたアフガニスタンの首都、カブールの現場近くにあるフランス大使館の関係者は、「爆発が起きた時は大使館にいたが、爆発音が2度聞こえた。大きな爆発音だった」と話していました。
現場近くにある韓国大使館で働く男性は、「非常に大きな爆発音がしたあと、救急車などの音がし始めて急に騒がしくなった。大使館の中には、けがをした人はいないようで、安全な場所に集まって、ニュースを見たりしながら、状況を見守っている」と話していました。また、「この付近は、大使館が多く集まる比較的安全な地域だ。カブールではしばしばテロがあるが、こんなに近くで起きたのは初めてで心配だ」と話していました。
●爆発が起きた地区とは
爆発が起きたアフガニスタンの首都、カブールの現場付近は市の中心部に位置し、日本のほかアメリカやドイツなど多くの国が大使館を構える地区です。地区内には政府の機関が集まっていて厳重な警備がしかれ、一般の人の立ち入りは厳しく制限されています。隣接する地区にはアフガニスタン政府を支援する国際部隊の司令部があるほか、およそ2キロ離れた場所にはカブール国際空港があります。
●最近のアフガニスタン情勢
アフガニスタンでは、3年前に駐留していた国際部隊の大部分が撤退したあとも、政府軍や警察の訓練が進んでおらず、治安の悪化が続いています。
最近も反政府武装勢力のタリバンと政府軍の戦闘が続いているほか、過激派組織IS=イスラミックステートの地域組織がテロを繰り返すなど、不安定な状態が続いています。
また、アフガニスタンでは、今月27日から、サウジアラビアやエジプトなどとともに、イスラム教徒にとって神聖な断食月ラマダンが始まったばかりです。このため、治安当局は人々の信仰心が高まるラマダンの時期を狙って過激派がテロを起こすおそれがあると見て、警戒を強めていました。