アイルランド初、同性愛公表の首相誕生へ
アイルランド・ダブリンの開票所で、統一アイルランド党の党首選勝利を祝うレオ・バラッカー氏(2017年6月2日撮影)。(c)AFP/Paulo Nunes dos Santos
アイルランド・ダブリンの開票所で、統一アイルランド党の党首選勝利を受け、演説を聞くレオ・バラッカー氏(2017年6月2日撮影)。(c)AFP/Paulo Nunes dos Santos
アイルランド・ダブリンの開票所で、統一アイルランド党の党首選勝利を受け、演説を聞くレオ・バラッカー氏(2017年6月2日撮影)。(c)AFP/Paulo Nunes dos Santos
アイルランド・ダブリンの開票所で、統一アイルランド党の党首選勝利を祝うレオ・バラッカー氏(2017年6月2日撮影)。(c)AFP/Paulo Nunes dos Santos
アイルランド・ダブリンの開票所で、統一アイルランド党の党首選でのレオ・バラッカー氏勝利を祝う支持者ら(2017年6月2日撮影)。(c)AFP/Paulo Nunes dos Santos
2017年06月03日 07:33 発信地:ダブリン/アイルランド
http://www.afpbb.com/articles/-/3130664?pid=
【6月3日 AFP】アイルランド与党で中道右派の統一アイルランド党(Fine Gael)は2日、新党首にレオ・バラッカー(Leo Varadkar)氏(38)を選出した。これにより、同国で初めて同性愛者であることを公表した首相が誕生する見通しとなった。
バラッカー氏は党首選で60%の票を得て、対立候補のサイモン・コベニー(Simon Coveney)氏(得票率40%)に勝利。バラッカー氏はアイルランド史上最年少の首相となることに加え、同国の政治家としては珍しく父親がインド人の医者であり、この点でもこれまでの伝統を打ち破った。
バラッカー氏は党員と地方議員、国会議員を含めた総合投票結果で勝利したものの、一般投票の得票率は35%で、65%を獲得したコベニー氏に大差をつけられていた。同党の選挙制度では、全投票数の65%が党員票、10%が議員票、25%が一般票に割り当てられている。
アイルランド議会は6月12日に再招集され、そこでバラッカー氏の首相就任が承認される予定。(c)AFP