・フジモリ元大統領の恩赦取り消し ペルーの最高裁
南米ペルーの司法府は3日、恩赦を受けて昨年12月に釈放されたアルベルト・フジモリ元大統領(80)について、恩赦を取り消し、身柄を拘束するよう最高裁が決定したと発表した。フジモリ氏の家族のツイートによると、フジモリ氏は入院した模様。身柄拘束を避けるためとの見方がある。
ペルー司法府によると、最高裁の決定は3日付。2017年12月に「健康上の問題」を理由にフジモリ氏に恩赦を与えた当時のクチンスキー大統領は、汚職疑惑で国会に罷免(ひめん)請求が出され、罷免決議案が審議されていた。だが、フジモリ氏の次男で、国会議員のケンジ・フジモリ氏(38)らのグループが棄権し、罷免決議案は否決された。最高裁はこれが恩赦と引き換えの取引だったと認定した。
また、拘留施設はフジモリ氏の健康状態について十分対応できていたとし、「恩赦の決定は合法性がない」と判断した。
※続きは
2018年10月4日5時40分 朝日新聞
https://www.asahi.com/sp/articles/ASLB40TN4LB3UHBI03Q.html
南米ペルーの司法府は3日、恩赦を受けて昨年12月に釈放されたアルベルト・フジモリ元大統領(80)について、恩赦を取り消し、身柄を拘束するよう最高裁が決定したと発表した。フジモリ氏の家族のツイートによると、フジモリ氏は入院した模様。身柄拘束を避けるためとの見方がある。
ペルー司法府によると、最高裁の決定は3日付。2017年12月に「健康上の問題」を理由にフジモリ氏に恩赦を与えた当時のクチンスキー大統領は、汚職疑惑で国会に罷免(ひめん)請求が出され、罷免決議案が審議されていた。だが、フジモリ氏の次男で、国会議員のケンジ・フジモリ氏(38)らのグループが棄権し、罷免決議案は否決された。最高裁はこれが恩赦と引き換えの取引だったと認定した。
また、拘留施設はフジモリ氏の健康状態について十分対応できていたとし、「恩赦の決定は合法性がない」と判断した。
※続きは
2018年10月4日5時40分 朝日新聞
https://www.asahi.com/sp/articles/ASLB40TN4LB3UHBI03Q.html