1 :
みつを ★
2017/05/10(水) 22:07:01.40 ID:CAP_USER9
http://www.afpbb.com/articles/-/3127808?act=all
【5月10日 時事通信社】マクロン前経済相が勝利したフランス大統領選は、事前の世論調査で示された予想通りの結果となった。欧州連合(EU)離脱の是非が問われた昨年6月の英国民投票や同11月の米大統領選では、予想を覆す結果が相次ぎ調査への信頼が揺らいだが、仏大統領選に関しては調査機関が面目を保った。
今年4月23日の第1回投票はマクロン氏や極右政党・国民戦線(FN)のルペン候補ら4氏の接戦となったものの、主要な調査は、マクロン氏とルペン氏がそれぞれ1位、2位を占めると正確に予想。今月7日の決選投票でもマクロン氏の勝利を的中させた。
メディアでは、調査が外れる要因として、過激な政策を唱えるルペン氏の支持者が投票先を他者に知られることを嫌って調査に正直に答えないケースのほか、浮動票が多いとされたマクロン氏の支持者が調査後に投票先を変える可能性が挙げられた。
ただ、現在の調査の多くはインターネットを通じて行われるため、調査機関の質問に口頭で答える場合に比べ、情報が外部に漏れる懸念は比較的小さい。マクロン氏支持者の多くも終盤には意向を固め、波乱が起きにくい状況になったようだ。仏調査会社IFOPの責任者フレデリック・ダビ氏は8日付の地元紙で「世論調査の正当性が示された」と誇った。
しかし、全く問題がなかったわけではない。昨年11月に実施された野党・共和党を中心とする右派・中道陣営の予備選では、多くの調査会社が終盤で急速に支持を伸ばしたフィヨン元首相の勝利を予想できなかった。
右派予備選は初めて一般有権者も投票する形で行われた。このため、過去のデータの蓄積がなく、予想をはるかに上回る人々が投票したことが、予想を外した主因とみられる。5年後の大統領選に向け、調査各社が改善すべき課題もありそうだ。(c)時事通信社
2017/05/10 14:25(フランス)
【5月10日 時事通信社】マクロン前経済相が勝利したフランス大統領選は、事前の世論調査で示された予想通りの結果となった。欧州連合(EU)離脱の是非が問われた昨年6月の英国民投票や同11月の米大統領選では、予想を覆す結果が相次ぎ調査への信頼が揺らいだが、仏大統領選に関しては調査機関が面目を保った。
今年4月23日の第1回投票はマクロン氏や極右政党・国民戦線(FN)のルペン候補ら4氏の接戦となったものの、主要な調査は、マクロン氏とルペン氏がそれぞれ1位、2位を占めると正確に予想。今月7日の決選投票でもマクロン氏の勝利を的中させた。
メディアでは、調査が外れる要因として、過激な政策を唱えるルペン氏の支持者が投票先を他者に知られることを嫌って調査に正直に答えないケースのほか、浮動票が多いとされたマクロン氏の支持者が調査後に投票先を変える可能性が挙げられた。
ただ、現在の調査の多くはインターネットを通じて行われるため、調査機関の質問に口頭で答える場合に比べ、情報が外部に漏れる懸念は比較的小さい。マクロン氏支持者の多くも終盤には意向を固め、波乱が起きにくい状況になったようだ。仏調査会社IFOPの責任者フレデリック・ダビ氏は8日付の地元紙で「世論調査の正当性が示された」と誇った。
しかし、全く問題がなかったわけではない。昨年11月に実施された野党・共和党を中心とする右派・中道陣営の予備選では、多くの調査会社が終盤で急速に支持を伸ばしたフィヨン元首相の勝利を予想できなかった。
右派予備選は初めて一般有権者も投票する形で行われた。このため、過去のデータの蓄積がなく、予想をはるかに上回る人々が投票したことが、予想を外した主因とみられる。5年後の大統領選に向け、調査各社が改善すべき課題もありそうだ。(c)時事通信社
2017/05/10 14:25(フランス)