インドのモディ政権が発足して、26日で3年になった。
領土問題で対立する中国とは関係悪化が続き、中国が進める現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」を批判する一方、
アフリカ開発や安全保障面で日本や米国との協力を進める姿勢を鮮明にしている。
「インドはアフリカ開発を支援するため、米国や日本とともに尽力している。
(昨年11月の)東京訪問での安倍晋三首相との詳細にわたる会話が、楽しく思い出される」
モディ首相は23日、インド西部ガンディナガルで行われたアフリカ開発銀行年次総会の開会式で、日米との協力が深化していることを訴えた。
日印は首脳会談で、アジアとアフリカの産業回廊などの開発を促進することで合意しており、
JETRO(日本貿易振興機構)やインド政府系シンクタンクは会議中の24日、
「アジア・アフリカ成長回廊」の未来像を作り上げていくことを発表した。
PTI通信によれば、印シンクタンク代表者は「私たちの行っている手順が、協議をより重視したものだと強調したい。
一帯一路構想がほとんど協議されずに発表された際に、インドが提起した問題の1つだ」と述べ、
一帯一路が、インドとパキスタンが領有権を争うカシミール地方のパキスタン実効支配地域を通り、インド側が反発していることを改めて指摘した。
インドはこのほか、原子力供給国グループ(NSG)への参加や
パキスタンに拠点を置くイスラム過激派指導者の国連制裁リストへの掲載を中国に反対されており、
中印関係はこの数カ月間、悪化の一途をたどっている。
背景には、モディ政権が昨年4月、中国の反体制活動家のインドへの入国を拒否し、
同年6月の米国との共同声明で南シナ海に触れないなど対中配慮を示したものの、
その後、中国からは何の見返りも得られず、インド側に不満が鬱積しているという事情がある。
一帯一路を通じたスリランカなど近隣国への中国の支援は、中国の軍事的台頭を警戒するインドをいっそう刺激している。
インドは昨年6月、日本を米印共同海上訓練「マラバール」に正式参加国として迎えることを表明し、中国への牽制(けんせい)を強めた。
今年4月、チベット仏教最高指導者、ダライ・ラマ14世に中国が領有権を主張する印北東部アルナチャルプラデシュ州
を訪問させたことは、インドが州を実効支配していることを明確に示す狙いもあった。
ただ、こうした対応は中国の対印姿勢を軟化させるまでには至っていない。
印ネール大のサビタ・パンデ教授は「(パキスタン以外の)南アジア諸国は中国に真剣に依存せず、
インド抜きではおぼれてしまうということを中国は理解しなければならない」とインドの地域大国としての重要性を強調。
そのうえで「インドには、中国に対抗する包括的な戦略が必要だ」と説く。
日米との連携を高く評価するとともに「インドが一帯一路に関する国際協力サミットフォーラムをボイコットしたのは正しい選択だった。
モディ外交を有権者は支持している」と話している。
http://www.sankei.com/world/news/170527/wor1705270058-n3.html
【国際】インドのモディ首相、5年以内にG7=主要7か国にならぶ世界の主要国に入る目標を表明 [無断転載禁止]©2ch.net
http://asahi.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1495848105/
【国際】インドの人口、すでに中国を抜いた可能性 約13億3000万人 中国の総人口は「盛っている」と米専門家★2 [無断転載禁止]©2ch.net
http://asahi.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1495771309/
領土問題で対立する中国とは関係悪化が続き、中国が進める現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」を批判する一方、
アフリカ開発や安全保障面で日本や米国との協力を進める姿勢を鮮明にしている。
「インドはアフリカ開発を支援するため、米国や日本とともに尽力している。
(昨年11月の)東京訪問での安倍晋三首相との詳細にわたる会話が、楽しく思い出される」
モディ首相は23日、インド西部ガンディナガルで行われたアフリカ開発銀行年次総会の開会式で、日米との協力が深化していることを訴えた。
日印は首脳会談で、アジアとアフリカの産業回廊などの開発を促進することで合意しており、
JETRO(日本貿易振興機構)やインド政府系シンクタンクは会議中の24日、
「アジア・アフリカ成長回廊」の未来像を作り上げていくことを発表した。
PTI通信によれば、印シンクタンク代表者は「私たちの行っている手順が、協議をより重視したものだと強調したい。
一帯一路構想がほとんど協議されずに発表された際に、インドが提起した問題の1つだ」と述べ、
一帯一路が、インドとパキスタンが領有権を争うカシミール地方のパキスタン実効支配地域を通り、インド側が反発していることを改めて指摘した。
インドはこのほか、原子力供給国グループ(NSG)への参加や
パキスタンに拠点を置くイスラム過激派指導者の国連制裁リストへの掲載を中国に反対されており、
中印関係はこの数カ月間、悪化の一途をたどっている。
背景には、モディ政権が昨年4月、中国の反体制活動家のインドへの入国を拒否し、
同年6月の米国との共同声明で南シナ海に触れないなど対中配慮を示したものの、
その後、中国からは何の見返りも得られず、インド側に不満が鬱積しているという事情がある。
一帯一路を通じたスリランカなど近隣国への中国の支援は、中国の軍事的台頭を警戒するインドをいっそう刺激している。
インドは昨年6月、日本を米印共同海上訓練「マラバール」に正式参加国として迎えることを表明し、中国への牽制(けんせい)を強めた。
今年4月、チベット仏教最高指導者、ダライ・ラマ14世に中国が領有権を主張する印北東部アルナチャルプラデシュ州
を訪問させたことは、インドが州を実効支配していることを明確に示す狙いもあった。
ただ、こうした対応は中国の対印姿勢を軟化させるまでには至っていない。
印ネール大のサビタ・パンデ教授は「(パキスタン以外の)南アジア諸国は中国に真剣に依存せず、
インド抜きではおぼれてしまうということを中国は理解しなければならない」とインドの地域大国としての重要性を強調。
そのうえで「インドには、中国に対抗する包括的な戦略が必要だ」と説く。
日米との連携を高く評価するとともに「インドが一帯一路に関する国際協力サミットフォーラムをボイコットしたのは正しい選択だった。
モディ外交を有権者は支持している」と話している。
http://www.sankei.com/world/news/170527/wor1705270058-n3.html
【国際】インドのモディ首相、5年以内にG7=主要7か国にならぶ世界の主要国に入る目標を表明 [無断転載禁止]©2ch.net
http://asahi.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1495848105/
【国際】インドの人口、すでに中国を抜いた可能性 約13億3000万人 中国の総人口は「盛っている」と米専門家★2 [無断転載禁止]©2ch.net
http://asahi.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1495771309/