地方銀行の不良債権が減っている。
金融庁がまとめた2017年3月末時点の全国106行の不良債権残高は4兆8000億円で前年同月より4000億円減った。
同じ基準で比較可能な1999年以降で最も少なくなった。景気回復で企業倒産が減っていることなどが寄与した。
不良債権はバブル経済が崩壊した90年代以降に増え、通期でもっとも多かった2002年3月期には、14兆8000億円に達した。この不良債権が銀行経営…
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGC10H02_Y7A610C1NN1000/