九州・中国地方で大雨 広島市31万人避難勧告
2017/6/30 11:18 (2017/6/30 13:20更新)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG30H3N_Q7A630C1CC0000/
西日本と東日本で30日、梅雨前線に暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で大気の状態が不安定となり、局地的に大雨となった。広島市ではこれまでの雨で土砂災害の危険があるとして約31万人に避難勧告を発令。気象庁は引き続き大雨や突風の恐れがあるとして注意を呼びかけている。
気象庁によると、30日正午までの24時間降水量は、長崎県壱岐市で424.5ミリ、広島県廿日市市で174ミリ、広島市で152ミリ。壱岐市では29日夜、観測史上最多となる1時間に120ミリの猛烈な雨が降り、一時市内全域に避難勧告が出た。気象庁は「50年に1度の記録的な大雨」として注意を呼び掛けた。
これまで降った雨で地盤が緩んでいる恐れがあり、広島県では広島市の約31万人に避難勧告が出ている。同県危機管理課によると、広島市のほか呉市の一部で一時、停電が起きた。東広島、尾道市などの一部に出ていた避難勧告は解除された。
梅雨前線は今夜にかけてゆっくりと北上し、明日の午前6時までの24時間に多いところで、九州北部150ミリ、中国地方120ミリ、近畿地方100ミリの雨が降る予報。気象庁は土砂災害や河川の氾濫に注意を促している。
2017/6/30 11:18 (2017/6/30 13:20更新)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG30H3N_Q7A630C1CC0000/
西日本と東日本で30日、梅雨前線に暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で大気の状態が不安定となり、局地的に大雨となった。広島市ではこれまでの雨で土砂災害の危険があるとして約31万人に避難勧告を発令。気象庁は引き続き大雨や突風の恐れがあるとして注意を呼びかけている。
気象庁によると、30日正午までの24時間降水量は、長崎県壱岐市で424.5ミリ、広島県廿日市市で174ミリ、広島市で152ミリ。壱岐市では29日夜、観測史上最多となる1時間に120ミリの猛烈な雨が降り、一時市内全域に避難勧告が出た。気象庁は「50年に1度の記録的な大雨」として注意を呼び掛けた。
これまで降った雨で地盤が緩んでいる恐れがあり、広島県では広島市の約31万人に避難勧告が出ている。同県危機管理課によると、広島市のほか呉市の一部で一時、停電が起きた。東広島、尾道市などの一部に出ていた避難勧告は解除された。
梅雨前線は今夜にかけてゆっくりと北上し、明日の午前6時までの24時間に多いところで、九州北部150ミリ、中国地方120ミリ、近畿地方100ミリの雨が降る予報。気象庁は土砂災害や河川の氾濫に注意を促している。