配信先、2017年7月2日6時55分 スポーツ報知
http://www.hochi.co.jp/topics/20170701-OHT1T50271.html
2日に投開票を迎える東京都議選は1日に選挙戦最終日を迎え、各党候補者が最後のお願いを行った。自民党・安倍晋三首相(62)は東京・秋葉原で最初で最後の街頭演説を行ったが、学校法人「森友学園」の籠池泰典前理事長(64)がまさかの乱入。ヤジも飛び交い、現場は大混乱に陥った。都民ファーストの会(都民F)代表の小池百合子都知事(64)は、大雨のため八丈島での演説がキャンセルになるハプニング。代わりに都内で演説し、計102か所にわたった都議選の街頭を締めくくった。
小池氏が知事として初めて挑む都議選の戦いが終わった。ラストを飾ったのは、自らの地元・豊島区。都民Fの候補者・本橋弘隆氏(55)との演説では「都民の利益を守る、当たり前の都議会をどうしても実現したい。なにとぞよろしくお願いします」と必死の形相でシャウトした。制限時間の午後8時前には「絶対勝つぞ〜!」の声をバックにガンバローコール3連発。力強く右拳を突き上げ、自らの活動を締めくくった。
選挙期間中、応援演説に入ったのは実に計102か所。最終日はさすがの小池氏もヘトヘトだった。最後の街頭では「101か所目の場として地元に帰って参りましたー」と数を間違ってしまう一幕も。その直前に行われた板橋区の“アモーレ弟”こと平慶翔氏(29)との演説でも「早く結婚しなさいよ。え? してるの?」と苦笑い、1児のパパであることをすっかり失念してしまっていた。さらに、この日は離島の八丈島での演説を予定していたが、大雨で飛行機がキャンセルとなったために断念。激動の9日間は、最後まで波乱含みだった。