http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170706/k10011045771000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_006
アメリカの中央銀行に当たるFRB=連邦準備制度理事会は、先月開いた会合で、金融政策を引き締めるため、量的緩和策で膨らんだFRBの資産規模の縮小を年内に始める見通しを明らかにしていましたが、焦点になっていた縮小を始める時期については意見が分かれていることがわかりました。
FRBは、先月中旬の金融政策を決める会合で、追加の利上げを決めるとともに、量的緩和策で膨らんだFRBの資産規模の縮小を年内に始める見通しだとして、引き締めの方向で政策を見直す姿勢を示しました。
この会合の議事録が5日、公表され、市場への影響が大きいことから焦点になっていた資産規模の縮小を始める時期については、意見が分かれていることがわかりました。
具体的には、「数か月以内に縮小の開始を公表することが望ましい」とする意見が出た一方、「ことしの遅くまで決定の時期を延ばすべきだ」という主張が出たということです。
また議事録では、大企業の中にはトランプ政権の政策の行方が不透明になっているため、新たな投資を削減する動きがあると指摘されています。
FRBは、トランプ政権の政策が経済に与える影響を見極めながら、年内にあと1回想定されている追加の利上げや、資産縮小を始める時期を検討することにしています。
7月6日 6時57分
アメリカの中央銀行に当たるFRB=連邦準備制度理事会は、先月開いた会合で、金融政策を引き締めるため、量的緩和策で膨らんだFRBの資産規模の縮小を年内に始める見通しを明らかにしていましたが、焦点になっていた縮小を始める時期については意見が分かれていることがわかりました。
FRBは、先月中旬の金融政策を決める会合で、追加の利上げを決めるとともに、量的緩和策で膨らんだFRBの資産規模の縮小を年内に始める見通しだとして、引き締めの方向で政策を見直す姿勢を示しました。
この会合の議事録が5日、公表され、市場への影響が大きいことから焦点になっていた資産規模の縮小を始める時期については、意見が分かれていることがわかりました。
具体的には、「数か月以内に縮小の開始を公表することが望ましい」とする意見が出た一方、「ことしの遅くまで決定の時期を延ばすべきだ」という主張が出たということです。
また議事録では、大企業の中にはトランプ政権の政策の行方が不透明になっているため、新たな投資を削減する動きがあると指摘されています。
FRBは、トランプ政権の政策が経済に与える影響を見極めながら、年内にあと1回想定されている追加の利上げや、資産縮小を始める時期を検討することにしています。
7月6日 6時57分