2人が死亡、95人が重軽傷を負った1976年の北海道庁爆破事件で殺人などの罪に問われ、死刑が確定した大森勝久死刑囚(67)の第2次再審請求審で、最高裁第1小法廷(小池裕裁判長)は20日までに死刑囚側の特別抗告を棄却する決定をした。
決定は18日付で、再審を認めない判断が確定した。
大森死刑囚は無罪を主張したが、94年に最高裁で死刑が確定。第1次再審請求は2011年に最高裁で棄却された。
第2次請求で弁護側は、大森死刑囚の部屋のカーテンから爆発物の成分を検出したとする道警の鑑定について「実際には行われていなかった」と主張した。しかし、札幌地裁は「確定判決の事実認定に合理的な疑いは生じない」として請求を棄却し、札幌高裁も支持した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170720-00000090-jij-soci
決定は18日付で、再審を認めない判断が確定した。
大森死刑囚は無罪を主張したが、94年に最高裁で死刑が確定。第1次再審請求は2011年に最高裁で棄却された。
第2次請求で弁護側は、大森死刑囚の部屋のカーテンから爆発物の成分を検出したとする道警の鑑定について「実際には行われていなかった」と主張した。しかし、札幌地裁は「確定判決の事実認定に合理的な疑いは生じない」として請求を棄却し、札幌高裁も支持した。
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