南アでサイの角オークション 違法取引助長と反発も
8月24日 9時10分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170824/k10011109461000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_016
高値で取り引きされるサイの角を目当てにした密猟が問題にされる中、サイを殺さずに採取した角を取り引きするオークションが南アフリカで始まり、
主催側は収益金をサイの保護に充てるとしていますが、自然保護団体などは違法な取り引きを助長するものだと強く反発しています。
オークションを開いたのは、南アフリカで1500頭のサイを飼育する農場の経営者で、23日から3日間で合わせて260本、重さにして500キロの角が出品されることになっています。
サイの角は、中国やベトナムなどでガンの特効薬などになるとされ、角を目当てにしたサイの密猟が相次いだことから、
絶滅のおそれがある動物を保護するワシントン条約で国際的な取り引きが禁止されていますが、今も闇市場では高値で取り引きされています。
今回のオークションについて主催側は、サイを殺さずに採取した角を条約で禁じられていない国内で取り引きするもので、収益金をサイの保護に充てると主張しています。
また角のDNAを分析すれば違法に取り引きされたものとも区別でき、密猟の防止にもつながるとしています。
これに対して自然保護団体などは、合法的に採取された角と密猟による角を区別するのは難しいうえ、国内に需要がないことから、結局は闇市場に出回り、違法な取り引きを助長するものだと強く反発しています。
8月24日 9時10分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170824/k10011109461000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_016
高値で取り引きされるサイの角を目当てにした密猟が問題にされる中、サイを殺さずに採取した角を取り引きするオークションが南アフリカで始まり、
主催側は収益金をサイの保護に充てるとしていますが、自然保護団体などは違法な取り引きを助長するものだと強く反発しています。
オークションを開いたのは、南アフリカで1500頭のサイを飼育する農場の経営者で、23日から3日間で合わせて260本、重さにして500キロの角が出品されることになっています。
サイの角は、中国やベトナムなどでガンの特効薬などになるとされ、角を目当てにしたサイの密猟が相次いだことから、
絶滅のおそれがある動物を保護するワシントン条約で国際的な取り引きが禁止されていますが、今も闇市場では高値で取り引きされています。
今回のオークションについて主催側は、サイを殺さずに採取した角を条約で禁じられていない国内で取り引きするもので、収益金をサイの保護に充てると主張しています。
また角のDNAを分析すれば違法に取り引きされたものとも区別でき、密猟の防止にもつながるとしています。
これに対して自然保護団体などは、合法的に採取された角と密猟による角を区別するのは難しいうえ、国内に需要がないことから、結局は闇市場に出回り、違法な取り引きを助長するものだと強く反発しています。